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写真家・野村哲也が贈る“地球の息吹”

水の洞窟

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2日目の朝も、トンガリキで朝日を拝んだ。
日々この瞬間、二度と同じ風景とは出会えない不思議さを想う。自然現象も、集った人々も、御縁という枠の中で、僕らは生かされている。
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今日の午前中は、我らだけの特別プログラム。七体のモアイ・アフアキビを見てから、スポーツサンダルに履き替えてもらう。
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島には200個ほどの溶岩洞窟があり、以前住んでいた時に片っ端から潜ってみたが、最も心打たれたのが「水の洞窟・アナテパフ」だった。
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入口で簡単な説明をして、ヘッドランプを付ける。ひざ下までの水につかりながら、漆黒の闇をかき分けて奥へ向かった。
              ノムラテツヤ拝
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ちいさくておおきな島

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イースター島にだけしかないもの、それが「モアイに上るな!」の標識だ。昔は木版に彫られていたが、最近は金属板で、年々その図柄も洗練されていく。
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さて、イースター島に訪れた人が最も印象に残る場所、それがラノララク、モアイ製造工場だ。口を一文字に結んだ最も有名なモアイから、世界で最も行儀の良い正座するモアイまで、誰もが心を鷲掴みされてしまう。
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今から1000年と少し前、タヒチポリネシアの東端「ヌクヒバ島」からホツマツア率いる船団がやって来た。絶海の末にようやく見えた希望の島に、どれほど心が躍ったことだろう。目を瞑ると、彼らの熱い息吹が感じられる。
「ちいさくて、おおきな島」。僕にとってイースター島は大切な場所です。
            ノムラテツヤ拝
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モアイの島

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地球創生のような朝日を見てから、皆でモアイのお勉強。
そもそも、モアイとはどんな意味なのか? その答えは「イースター島を行く(中公新書)」や「イースター島~ちいさくて大きな島(福音館書店)」にも書いたが、「顔」の意味。諸説語源はあるものの、島民たちは「モアイ=俺たちの先祖の顔」と口を揃えた。
年代測定法・炭素14で調査した結果、島で最も古い儀式村は、ハンガロア村にほど近いタハイ。そこにはアフバイウリ(5体)、アフタハイ(1体)、アフコテリク(1体)の7体が建ち、前期、中期、後期もモアイの成り立ちを見比べることが出来る。中でも後期のアフコテリクは、フランスのパリマッチ社の支援を受けて、瞳が入れられた唯一のモアイでもある。その天空を見上げる目こそが、この島の別名・マタキテランギ(天を見つめる眼)の語源となっている。
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次は僕が愛する、独眼竜のモアイ「アフ・フリアウレンガ」。草原に佇む姿は郷愁を呼び起こし、胸の奥がギュッと掴まれる。
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そして冬の王を意味する「アフ・トンガリキ」。日本のクレーン会社「タダノ」が重機を持ち込み、この15体を台座の上に復元したのは、あまりにも有名な話だ。
だからかな、昔からこの島は親日家が多いのは。
「何処から来た?」
「日本からだよ」
「そうか、日本は我らの仲間だ。島を楽しんでいけ!」
               ノムラテツヤ拝
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朝焼け

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ほんと良い時代になったと思う。
スチール(写真)とムービー(動画)は、表現手段として全く異なるが、現在は一つのカメラで両方の機能が備わっている。
朝焼けの一瞬に狙いを定めるのがスチールだとすれば、動画はやはりこの雲の圧倒的な流れだろうか。15体のモアイが並ぶアフトンガリキで、その両方を撮影した。
僕たち写真家は、どれだけ現場に立てるかが勝負だが、一つの現場で複数の撮影が出来るに越したことは無い。だって今日の朝焼けは、人生でたった一度しかないのだから。
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タイムラプス動画を見ると、僕が今、絶海の孤島にいることを知る。
http://bit.ly/2WODUa6
風が島を大きく流れ、清冽な朝を連れてきた。
               ノムラテツヤ拝
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星と月とモアイ

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折角イースター島に来てもらったなら、その時に最良の姿を見て欲しい。だから、僕たちの写真撮影ツアーは、特別旅程を組んでいる。
イースター島内の夜の撮影は基本的に数年前から禁止されているが、事前に許可を取り、合法的に撮影させてもらう。
島内最大15体のモアイが並ぶトンガリキに、少しの技術を使って月と共に撮影。月の力が弱くなれば、一体のモアイと立ち上がってきた天の川を重ね合わせる。
皆の後ろに回り、感度と絞り、シャッタースピードを伝え、それぞれシャッター押してもらう。
「おぉぉ、撮れてる~!」
夜中の撮影は、しかるべき方法で撮れば、もう失敗など無い世界に僕たちはいる。大切なのは基本をまず身に着けること。そして自分自身でそれらを応用し活用していけば良い。
「あっ、流れたっ!」
大きな流れ星が、地平線へゆっくり線を描いて落ちていった。
         ノムラテツヤ拝
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