写真家・野村哲也が贈る“地球の息吹”

中国旅

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中国最終日、街を照らす朝日を見ながら考えていた。
最近、日本はお隣の韓国や中国とあまり良い関係を築けていないように思う。それは何故かしら?
隣の国が悪いのかな? それとも日本が悪いのかな?
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きっと、どちらも悪くない。それがこの旅をしながら思ったこと。やっぱり、中国を旅すると、素敵な人に出会う。マスコミやニュースで刷り込まれた中国観があっという間に溶けて、この国が好きになる。
いや、国ではなく、ここに住んでいるご縁のあった人たちが愛おしくなる。それが中国を好きになっていくことに繋がっていくのであれば、やっぱり嫌いだ、いけ好かないと思う国に、自分がどんどん出かけた方が良い。
大抵はイメージとは違い、世界中、何処にでもおもてなしの心があり、旅人を出迎える暖かな心があり、素敵な人たちが生きている。結局は人と人との付き合い。それを国というイメージで一括りにしてしまう危険性を痛感した。
あの国は嫌い、この国は好き。言うのは簡単。でも僕はあの人が好きだから、あの人が住む国を好きになっていきたい。
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この世は空蝉、映し映され合う世界。自分の口に出すことが、今の自分を作り上げてしまう世界。
だったら、どんな時もご機嫌で、大好き、嬉しい、ドキドキ・ワクワクの心を自分自身に、自分の周りにコツコツと積み重ねていきたいと想う。
雲南省で出会った人たちは、皆暖かく、沢山のおもてなしを受けました。今度日本にいらしたら、こちらがおもてなしさせて下さいね。
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10年ぶりに中国を旅出来て本当に良かった。
必ず2~3年に一度は戻ってくるように約束します。
             ノムラテツヤ拝
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麗江一の味

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麗江で中華を食べまくった。
そして、一つのレストランで確信した。麗江で一番美味しいのは、間違いなくココだ!と。
まずは中国でここまで美味いビールは飲んだことがない。
それが地元のクラフトビール「シャングリラビール」。去年はヨーロッパの賞を数多く受賞したというのも頷ける。IPAに似たダブルモルトの深みを存分に引き出した味だった。
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トリュフのスープ、雪魚の蒸し焼き、
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そして自家製生ハムに豚と野菜の炒め物、
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そして〆が雲南名物のキノコチャーハン。生キノコと干しキノコが入れてあるからかな?香りと味が絶妙だ。
ポルチーニ茸の味がして、鼻から松茸のような香りが抜けていく。
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ぶるるっ、なんたる美味さ。そして最後に口に残るプチプチの粒。
ケシの実かな?と店員さんに聞いたら、シソの実だと教えてもらった。麗江に美味い店あり。ビールも食材も、すべてが地元でま
かなわれていた。
            ノムラテツヤ拝
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藍月湖

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麗江からたった16キロ行くと、玉龍雪山の麓へ到着する。
以前ここを訪れた時は、晴れていたけれど山の全貌を間近で見ることが出来なかったので、今日は12年ぶりのリベンジだ。
町を離れ、一路山へ向かって走ること40分。
以前は無かった大きなビジターセンター前で降ろされた。
ここから専用バスで藍月湖を目指した。
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大きなヘアピンカーブを曲がった瞬間、眼下の谷に、まるで九塞溝のような風景が見えてきた。
グランブルー、エメラルドグリーン、グレイシャーブルー。透明感のある圧倒的な絶景湖がどんどん近づいてくる。
快晴の中、その湖畔を散歩した。
透明度が恐ろしく高いため、湖底がクッキリと見える。
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空に浮かぶ太陽と、湖の中から輝く太陽を写しとる。
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牛がいたので、牛の言葉で呼び寄せてみる。
ふふふ、今日も牛はなんだなんだと一目散で僕を見つめにやって来た。
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滝つぼには虹がかかり、藍月湖に枯れた一本木。
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ぐるっとまわってから、最後は山の上まで登って、この圧巻の光景を見下ろした。
中国って本当に凄いわ。やっぱり2~3年に一度は来て、この激動の国を肌で感じないと。こんな自分の価値観を壊し続けてくれる国なんて無いんだから。
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目を瞑ると、瞼の裏に金色の光が乱舞した。
中国の自然に抱かれた瞬間だった。
             ノムラテツヤ拝 
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寒さの美

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日の出を待っていると、ナシ族のおばあちゃんが、背中にコンクリートのブロックを背負って歩いていく。古城の中で連綿と繰り返されてきたその光景に、僕は見入らずにはいられなかった。
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蒼の時間からピンク、そして深紅に玉龍雪山を燃え上がらせる。まるでヒマラヤの奥地で見上げるような圧倒的な朝焼けに、僕は嫉妬した。中国にはこんなに大きく美しい自然がある。それもこんな古都のすぐ側に。良いな、良いな、羨ましいな。
気温は-5度。キーンと張り詰めた寒さが気持ち良い。
朝日が終わると、昨夕に撮影したポイントへ移動。へへへ、思ったとおり。朝日は瓦の海を黄金色に照らした。
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季節って本当に素敵だと思う。特に僕は寒いのが大好きなので、こんな場所に立つと、体の底から幸福が湧き上がってくる。そういえば、星野さんの友人キム・ヘコックスがこんなことを言っていたっけ。
「遠いということが人と人を近づけ、寒いということが人と人を温める」と。
         ノムラテツヤ拝
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麗江風景

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古城を歩きながら、麗江らしさを一枚で表せる場所を探していた。
まずこの瓦の海のような連なり、そして遠く聳える玉龍雪山、それらが重なる場所はないのか?
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現地の人に聞くと、そんな場所は無いの一点張り。中にはドローンを使えば可能だとアドバイスしてくれる人も。でも、生憎中国はドローン規制がかかって飛ばせない。
こんな時にやれることはひとつ。決して諦めず、小高い丘に全部登って自分の目で検証すること。
古城で最も高い万古楼からは素晴らしい眺望だったが、山と瓦の海が重ならなかった。陽が傾いてくる。焦る気持ちを抑えながら冷静に周りを見渡す。
あった、あの一軒屋の屋根からだったら、重ねることは可能かもしれない。交渉をして、そこから撮影を開始。目の前には瓦屋根の海、その奥には玉龍雪山。そして山の前には紅葉した木々。それらが最後の光を浴びて、山吹色に染まった。
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時間にして1分ほどだが、光と色と空間のすべてが一つに溶け合う瞬間。
僕は息を止めて、祈るような気持ちでシャッターを押した。
             ノムラテツヤ拝
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