タイム誌2023-07-21 Fri 14:25
![]() やったどーーー!!! アメリカの有名雑誌「タイム誌」が選ぶ、「2024年に訪れるべき場所」にボリビアのウユニ塩湖が入った。はっきりとした順位は、分からないがトップ10以内のどこかだと言う。その紹介ページに、なんと自分の撮影した写真が4枚選ばれたと連絡が入った。 ![]() 今までは五大科学誌(ナショジオ、サイエンス、ネイチャー、GEO、ライト)ばかり固執していたが、そろそろ他の雑誌にも目を向けろということかしら? 時代を切り拓いてきたタイム誌に、ウユニ塩湖の写真が乗り、読者たちにウユニの風が届けられる。 ![]() それって、本当に写真家冥利に尽きる。有難い、有難い、ただ無心で手を合わせます。 ノムラテツヤ拝 ![]() ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタン ![]() ![]() |
カレンダー採用写真2020-05-06 Wed 16:54
![]() 旅のプロフェッショナルたちが集まるT-LIFEホールディングスという企業がある。そこから、来年2021年度のカレンダーに、僕の写真を採用したいと連絡が来た。 旅のプロたちから支持された写真とは、一体何処なのか? それは、やはり日本人が最も行きたいと憧れる「ウユニ塩湖」の写真だった。今まで通算16回ほど訪れているが、その中でもトップクラスの夕焼けだった。風は無風となり、完全なる鏡面張り。夕焼け雲は、まるで生き物のように、アンデス山脈からウユニ塩湖へと悠々と流れていた。何も考えず、心が空っぽになった時にシャッターがきれた。この写真を選んでくれた関係者の方々に、深く感謝致します。 ノムラテツヤ拝 ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタン ![]() ![]() |
ひかりとやみ2020-04-25 Sat 09:34
![]() 暗闇が深ければ、深いほど、星は瞬き、銀河も光り輝く。 カメラを構えて撮影していると、フッと何かと繋がるときがある。 「もしかして、星という光は、別の世界からこちらを見ている窓だったら」 その瞬間、僕が見ていたと思っていた風景は、四方八方から見られている光景に早変わりする。 この世は50%対50%だと、尊敬する人が教えてくれた。今はどちらかの方が多いと思っても、総合的に見れば一時なこと。そして逆の時代もまた必ずやって来る。 仕事に困っている方、家賃が払えなくて頭を抱えている方、日々の不安で不眠症に陥っている方、大丈夫、大丈夫。必ず笑顔溢れる新たな世界になりますから。だから、今は辛抱の時、工夫をしながら耐える時。 世界は光と闇で創られる世界。でもその両方があるからこそ美しく引き立つのです。もし誰かが困っていたら、全力で手を差し伸べる星の光に。もし本当に困っていたら、プライドなんて捨てて、周りの人に甘えましょう。やがて朝日は必ず昇ってきます。 ノムラテツヤ拝 ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタン ![]() ![]() |
ダブル・ミルキーウェイ2020-03-17 Tue 17:09
![]() 今、地球の美のカケラを集めて、世界各国の写真集を作り始めている。写真家として世界193カ国中、150カ国に足を踏み入れさせてもらっている以上、その恩返しをしっかりとさせて頂かないと。 日本人に人気なボリビアのウユニ塩湖、ここに乾季と雨季を合わせ、かれこれ13回ほど訪れているが、その全ての写真を見返した。フィルムの時代からのスライドをルーペで一枚、一枚覗き、デジタル画像はモニターで見ていくと、ひとつの画像に目が止まった。 「あれ、これって、もしかして・・・」 更に大きなモニターを使い、鏡張りになった星々を丁寧に見ていくと。 うぉぉぉぉぉ!!! 夢にまで見た、「ダブル・ミルキーウェイ」の世界が浮かび上がってきた。 やっぱり、この撮り方で良いのか。今まで誰も気付かず、撮影出来なかったものが、カメラ(センサー)とレンズの進化によって一枚に収められるように。 僕たちは限りなく幸せな時代にいる。そう、過去の写真家の誰もが、今現在という時代を、羨望の眼差しで見ているのだろう。誰も作り得なかった、世界最高の写真集になるよう、手を尽くします。 ノムラテツヤ拝 ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタン ![]() ![]() |
天の川リフレクション2020-03-16 Mon 17:17
![]() 僕には夢がある。 それは、まだ誰も撮影したことのない圧巻のショット。 昔のフィルムのカメラでは決して撮れない、デジタルシステムでもまだ難しい奇跡の一枚。 ある季節の、決まった時間に、天の川は天空に巨大なアーチを架ける。大地は雨によって、薄い水面が張り、完璧な鏡面世界。そこにもまた、天の川が見事にリフレクションしたダブル・ミルキーウェイ。 画角、感度、シャッタースピード、少しばかりのテクニックを使って、今まで撮影してきた写真をじっと見つめる。そしてその場に入り込み、感じてみる。そうか、気付かなかった。あれと、アレを組み合わせれば、その一枚が撮れるかもしれない。やっぱり、復習って大事だと思う今日この頃です。 ノムラテツヤ拝 ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタン ![]() ![]() |