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写真家・野村哲也が贈る“地球の息吹”

カレンダー採用写真

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旅のプロフェッショナルたちが集まるT-LIFEホールディングスという企業がある。そこから、来年2021年度のカレンダーに、僕の写真を採用したいと連絡が来た。
旅のプロたちから支持された写真とは、一体何処なのか? それは、やはり日本人が最も行きたいと憧れる「ウユニ塩湖」の写真だった。今まで通算16回ほど訪れているが、その中でもトップクラスの夕焼けだった。風は無風となり、完全なる鏡面張り。夕焼け雲は、まるで生き物のように、アンデス山脈からウユニ塩湖へと悠々と流れていた。何も考えず、心が空っぽになった時にシャッターがきれた。この写真を選んでくれた関係者の方々に、深く感謝致します。
               ノムラテツヤ拝
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ひかりとやみ

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暗闇が深ければ、深いほど、星は瞬き、銀河も光り輝く。
カメラを構えて撮影していると、フッと何かと繋がるときがある。
「もしかして、星という光は、別の世界からこちらを見ている窓だったら」
その瞬間、僕が見ていたと思っていた風景は、四方八方から見られている光景に早変わりする。
この世は50%対50%だと、尊敬する人が教えてくれた。今はどちらかの方が多いと思っても、総合的に見れば一時なこと。そして逆の時代もまた必ずやって来る。
仕事に困っている方、家賃が払えなくて頭を抱えている方、日々の不安で不眠症に陥っている方、大丈夫、大丈夫。必ず笑顔溢れる新たな世界になりますから。だから、今は辛抱の時、工夫をしながら耐える時。
世界は光と闇で創られる世界。でもその両方があるからこそ美しく引き立つのです。もし誰かが困っていたら、全力で手を差し伸べる星の光に。もし本当に困っていたら、プライドなんて捨てて、周りの人に甘えましょう。やがて朝日は必ず昇ってきます。
            ノムラテツヤ拝
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ボリビア | コメント:1 | トラックバック:0 |

ダブル・ミルキーウェイ

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今、地球の美のカケラを集めて、世界各国の写真集を作り始めている。写真家として世界193カ国中、150カ国に足を踏み入れさせてもらっている以上、その恩返しをしっかりとさせて頂かないと。
日本人に人気なボリビアのウユニ塩湖、ここに乾季と雨季を合わせ、かれこれ13回ほど訪れているが、その全ての写真を見返した。フィルムの時代からのスライドをルーペで一枚、一枚覗き、デジタル画像はモニターで見ていくと、ひとつの画像に目が止まった。
「あれ、これって、もしかして・・・」
更に大きなモニターを使い、鏡張りになった星々を丁寧に見ていくと。
うぉぉぉぉぉ!!!
夢にまで見た、「ダブル・ミルキーウェイ」の世界が浮かび上がってきた。
やっぱり、この撮り方で良いのか。今まで誰も気付かず、撮影出来なかったものが、カメラ(センサー)とレンズの進化によって一枚に収められるように。
僕たちは限りなく幸せな時代にいる。そう、過去の写真家の誰もが、今現在という時代を、羨望の眼差しで見ているのだろう。誰も作り得なかった、世界最高の写真集になるよう、手を尽くします。
           ノムラテツヤ拝
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天の川リフレクション

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僕には夢がある。
それは、まだ誰も撮影したことのない圧巻のショット。
昔のフィルムのカメラでは決して撮れない、デジタルシステムでもまだ難しい奇跡の一枚。
ある季節の、決まった時間に、天の川は天空に巨大なアーチを架ける。大地は雨によって、薄い水面が張り、完璧な鏡面世界。そこにもまた、天の川が見事にリフレクションしたダブル・ミルキーウェイ。
画角、感度、シャッタースピード、少しばかりのテクニックを使って、今まで撮影してきた写真をじっと見つめる。そしてその場に入り込み、感じてみる。そうか、気付かなかった。あれと、アレを組み合わせれば、その一枚が撮れるかもしれない。やっぱり、復習って大事だと思う今日この頃です。
             ノムラテツヤ拝
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奇跡の一枚

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3年前から狙い続けている光景があった。
暦を綿密に計算し、一年のうち2日だけしか現れない天の川のアーチ。180度以上にわたるその巨大な橋をどうやって撮るのか? 最初は苦心させられたが、一つのテクニックを使うことで撮れる目途がついた。でも、机上の理論と現実は違う。眼には見えないウユニ村の小さな光や天候、気温、風の加減などに苦しめられることになる。
僕たち写真家は絵描きのようなもの。カメラという純白のキャンバスに、レンズという最善の筆で内面のイメージを爆発させていく。そしてプロとは、自然が完璧に微笑む瞬間に、その場に立ち続ける人のことを言う。
「そんな写真、あそこに行けば、誰でも撮れるよ」
そんな風に言うカメラマンは問題外。口ではなく写真で勝負をするのが、写真家の使命なのだから。
僕が狙い続けたイメージは、「“初日の出”に“天の川”が橋を架ける一瞬」。
2年前に撮影したものは、写真としては悪くないが、危うさが目立った。去年は流れ星が天頂に流れたことで、天の川自体は満足いくものとなった。
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でも日の出が醸し出す色合いと天の川の融合が、どうしても納得できなかった。理由は気温(色温度)。この問題を踏まえて、今年は一人だけで夜中の塩湖に立ち、温度の管理をした。一枚、また一枚。自分も風景の一部として入る。そして30分後。ようやく僕が3年前にイメージした光景が液晶に浮かび上がった。黄金の朝日の上に、巨大な天の川が奇跡の橋を架けた。
               ノムラテツヤ拝
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