写真家・野村哲也が贈る“地球の息吹”

ドツォ

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ブータン人はお風呂好きな人が多い。
昔からの伝統で「ドツォ」という入り方があると聞き、早速体験した。
連れて行かれたのは掘っ建て小屋、かなり怪しいが、中へ入ると檜で作られた木舟に水が張られていた。そこに地元のおっちゃんが黒い石を巨大ペンチのようなもので挟んでは、中に入れる。その瞬間、ジュワッと蒸気が上がった。
風呂の表面には緑色の草が。匂いを嗅ぐとそれはヨモギだった。まさに天然のアロマセラピーだ。
「水着で入っても大丈夫です」とアドバイスをもらうが、もちろん全裸。
本当に気持ちの良い場所は、すっぽんぽんで全身で感じないと。
ヨモギの香りに包まれ、さらに焼かれた石が入れられることでミスト状の空間に。遠赤外線効果で、きっと温浴効果が高いんだろうな。
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こうなってくると、テンションが上がってくる。
よもぎをどっさり湯船に入れて、風呂場で叫ぶ。
「おっしゃぁ~」
ブータンのお風呂、最高に気持ち良かったです。
            ノムラテツヤ拝
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ブータン | コメント:0 | トラックバック:0 |

笑顔の国

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相手からどうやって笑顔を引き出すか?
もし言葉が話せれば、面白いことを連発させて笑わせることも出来るだろう。
でもここはブータン、ゾンカ語は話せない。
となると、出来るのは一つだけ。
自分をすべてさらけだすこと。
こうしたら恥ずかしい、な~んて気持ちをすべて捨て去ること。
世界のどこでも通じる技がある。
面白そうなところに人は、必ず集まってくるのだ。
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まずは自分が最高に面白くなり、ゲラゲラと声をたてて圧倒的に笑ってみる。
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最初は面食らっていた地元民たちも、こいつおかしな奴だなぁ、と呆れながら笑い、更にこちらが本気で笑うと、それらが一直
線に伝染する。
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そうなると、もう360度どこを見ても笑顔、笑顔、また笑顔。
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笑顔を見て不幸になる人はいないんだから。
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幸福の国ブータン、それは言い換えれば笑顔の国でもあった。
              ノムラテツヤ拝
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ブータン | コメント:2 | トラックバック:0 |

ケシと太陽

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去年、チェレラ峠で初めてブルーポピーを撮って以来、ずっとイメージしていた写真があった。
この美しき青いケシは、山のガレ場に咲くことが多いが、その殆どが谷側に花を向けていた。
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この峠は昼以降からしか西斜面に陽が当たらないため、どうしても、谷側(西)を向いてしまうのだ。
雨季だけれど、なんとか太陽には出てもらう。そしてモデルになってもらう子は、東を向いている花。
到着した時は曇っていた空も、少しずつ雲が割れてきている。1年ぶりの再会を楽しみながらも、僕はひたすら東側に顔を向ける変わり者を探していた。
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1時間ほど撮影をすると、雨季とは思えない太陽が顔を出す。焦りながら山の斜面を探していると、いたぁ~。
一本だけ、山側へ顔を向けている。
太陽とブルーポピー、そしてV字型の雲を一枚の写真に封じ込めた。
                 ノムラテツヤ拝
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ブルーポピー

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HIS主催のブータン旅、その主目的のひとつが高山植物の女王「ブルーポピー」を見ること。
去年ナイスガイ・山名さんに連れていってもらったチェレラ峠は衝撃的だった。
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あまりに簡単に見られるのだ。富士山よりも高い標高4000mの峠までは車で上れ、そこから森の中を歩くこと10分でポツポツと蒼いケシの花が現れた。
ブルーポピーは、ちょうど百年前に英国の探検家がヒマラヤの奥地で見つけた花。
その深い蒼さに「世界で最も美しい花」としてもてはやされた。
属名はメコノプシス。ギリシャ語の「メーコン(けし)」と「オプシス(似る)」に由来する。
去年はまさに「ブルーポピーの花園」。100本以上のケシが満開を迎えていたが、今年はちょっとだけ早いみたい。
今年も出会えましたね。種族メコノプシス・シンプリキフォリアは、色合いも様々。深い青色から、ピンク、そして限りなく透明に近いブルーもある。
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雨に濡れた葉っぱは、ムラーノ島のベネチアンガラス、身近なものでは少量の水に濡らしたティッシュペーパーのようさえ見える。
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「この蒼色を一度見たものは、生涯に渡ってこの花に憑りつかれる」と誰かに聞いたことがある。
まさに納得の美を内包していた。
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まるで、光がこの花を照らしているのではなく、花の奥から蒼い色を発しているようなのだ。
そして、ガイドのサンゲイと共に、更に奥へ。登山道は急坂となり、岩場を回り込んだそこに、風から身を守るようにして一輪のブルーポピーが咲いていた。
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「これはブルーポピーの新種なんです。申請中ですが認定されれば、メコノプシス・エロンガタと名付けられる予定です」
今の時代に、まだ新種が発見される未知の国・ブータン。
蕾には蟻酸を含んだ棘がびっしりとはびこっていた。
それにしても、なんという蒼色だろう。
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透き通るガラス細工のような蒼、まるでヒマラヤの神様が愛でるために作り上げた「完璧な蒼」。
足元には、これまた初めて見る、ピンクのハクサンイチゲが咲いていた。
           ノムラテツヤ拝  
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首都の夜景

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可愛い親子を撮影してから、今夜のレストランへ向かった。
山を登っていくと、眼下に首都のティンプーの街並みが。
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みんなでビール片手に乾杯。
日が暮れると共に、町明かりがポツリ、ポツリ。
なんと上品な夜景なのだろう。
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明日からは更に田舎へ入る。
途中には見事な棚田が広がっている。
「ブータンの神髄は、こんな日常にこそある」
2回目の渡航で、気持ちが少し変化していくのを感じた。
            ノムラテツヤ拝
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