写真家・野村哲也が贈る“地球の息吹”

リガの図書館

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古都リガの旧市街、その対岸に鏡張りの建物がある。
国立図書館だ、
橋を渡って訪れると、まずはコインロッカーに手荷物を入れ、ビジターパスを発行。それで館内に入れてもらう仕組みだ。
中は全面鏡張りの向こうに、本棚が浮かび上がる。
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7Fまで上がって下を覗くと、まるでパンドラの箱のようになっていた。
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最上階からのリガの眺めは絶景。
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故郷岐阜の市立図書館も素晴らしいけれど、ここもまた美しき本の森。
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名残惜しいけれど、リガの滞在も最終日。
空港へ向かい、次の国へ。
なぜか搭乗口の近くに日本食屋、その名もヤクザ。
             ノムラテツヤ拝
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パイプオルガンの力

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リガの大聖堂には、6718本で作られた世界屈指のパイプオルガンがある。
12時からその演奏が聞けるというので、出かけた。
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木の長椅子に腰かけて待っていると、バッハのTokataun fugaから始まった。
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重厚な響きが空を裂き、目の前が震える。音符がらせん状に交わり、上から、やがて横の壁から迫ってくる。波のように伝わる音。
目を瞑って聴くと、深い海の底へ引き込まれていく感じ。音の強弱で日の光が射し込んでくるよう、柔い雨が降り注ぐような、音の妙。
外の光を受けて、ステンドガラスが浮かぶように輝く。
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残響が高い天井の壁に当たり、大聖堂内をぐるぐるとまわる。
アーチ状の曲線に当たるためか、最初の音よりも後から伝わる音の方がまあるい。
重奏になると、地面にも振動が伝わり、足元から音が入ってくる。
教会の作りの意味を知った瞬間だった。
2曲目は春の目覚めのような高音から。
Leons Belmals-Lugsana。
1音1音の長いメロディー、その間に響き合う音。
この太い混ざり合いこそが、パイプオルガンの美しさ。
倍音に近い感じだから、宗教に使われたことも理解できる。
自分の波動が天へ持ち上げられていくような錯覚を覚える。
ここで牧師から話を聞いたら、気持ち良いんだろうな。
音の音の間に伝わる深き響音。
その真っ直ぐな美しさにうたれた。
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故郷岐阜で、サラマンカホールのパイプオルガンを聞いたこともあるが、これはやっぱりしかるべき教会で聞くべきものだと思う。
ラストの曲コルテスは激しく始まり(Luijs Vjerns-Kortezs)、音が変幻自在。どんな表現も音符の重なりで作れてしまう。
音楽は、身体の奥底にある魂にダイレクトに振動する。
自分の人生そのものが揺すられる感じ。
大人は聴き入り、子供たちは寝る。
これも歴史と一緒。自分の中にひっかかるもの、繋がるものが無い限り、人は感動しないのだから。
大人になるということは、様々な経験をへて、それを繋げることにある。それが年をとる美しさ。
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演奏が終わると、若き奏者のディグマさんが挨拶。
スタンディングオベーションと嵐のような拍手が沸き起こった。
                 ノムラテツヤ拝
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