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写真家・野村哲也が贈る“地球の息吹”

神々の御柱

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ここが聖地たる所以、それはニュージーランドで最も早く朝日を拝むことと深い関係があるのだろう。
中央の神のような柱を中心に、等間隔に8体が並ぶ。
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この形、どこかで見たような・・・。
それはイースター島だった。
慌てて、ポケットからGPSを出して、方角を計ってみる。
やっぱり。
中央の神が見えてる先は、冬至の日の出の方向と一致する。
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そしてそこに集う8つの彫刻は、日時計のように正確に東西南北と、その間の8方向を指し示していた。
僕が見たかったものは、まさにこれだ。
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朽ちていても良い。昔から連綿と祈り込みがされ、今も影で祈りの中心地として栄える場所。
この柱たちの御祭神は、もちろん聖なる山「H」だ。
自分たちが生きる上で、全てのものを与えてくれる山。
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水も川も木々も空気も、それらがすべて母なる海へ注がれていくのだ。
ひとつひとつの神々を見て行くと、僕は徐々に不思議な感覚にとらわれていった。
             ノムラテツヤ拝
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マオリの聖地

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マオリ族最高の聖地、それは聖なる山「H」だ。
Hの意味は、マオリの言葉で「空の尾っぽ」。つまり天と繋がる山でもある。
1757mと標高も高いが、その中腹部に神聖なティキ(トーテム)たちが立ち並ぶ区域があるという。
ここに向かうためには、マオリの私有地を通らねばならないので、必ず許可がいるのだ。
そして何のために行くのかその目的も聞かれ、後は天にお任せするだけ。
運よく許可を貰えたので、まさに天へ続くような道を駆け上がっていく。
周りには牛や羊たちが、興味津々の視線を投げかけてくる。
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この山と周波数を合わせていく。
少しずつ、身体が軽くなっていく。
登り始めて2時間半。
僕は標高1200mまで上ってきた。
見えた。
あの丘に何本か、まるで御柱のようなものが見える。
最後の登りを息を切らしながら、あがる。
僕が見たもの、それはまさに今まで見たどれよりも、マオリの聖地だった。
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一歩、足を踏み入れた瞬間、鳥肌がたった。
ここは、祈りの場所。
結界が至るところに張り巡らされていた。
中央に一体の大きい彫刻が。軽く10mはあるだろう。
そららを囲むように8体の彫刻たち。
見上げると、入れ墨をいれた彫刻が、僕を見下ろしていた。
それは、まるで神様に見えた。
              ノムラテツヤ拝
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朝日と共に

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ニュージーランドの東海岸は世界で一番早く朝日が拝める地。
マオリ族も当然、北島をくまなく旅したであろうから、そのような場所を聖地にしたに違いない。
僕たち人間は、大昔とそんなに大きくは変わっていないのだ。
朝焼けに染まっていたので、慌てて用意して海辺へ向かう。
線香花火のような朝日が、水平線から昇ってきた。
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浜辺には赤と黒の線が交錯し、それらが波にかき消されていく。
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マオリの人々が、海岸を歩いていく。
太陽に照らされ、透明感のある氣を沢山受け取りながら。
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ここ数日マオリ族の長に連絡を取り合い、ようやく昨日許可が降りた。
これから彼らが大切に守り続けている最高の聖地へ向かう。
長い桟橋を渡ると、ここからは山奥へのトレッキングが始まる。
              ノムラテツヤ拝
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神聖なマラエ

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北東の東海岸に、国内最大のマラエがある。
タヒチでも同じ呼び名の「マラエ」とは、集う場所を意味し、マオリのマラエは、門があって、内側に集会所の家が建てられている。
もちろん色は権力の色の赤で塗られ、見事な彫刻群で飾られていた。
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田舎にくれば来るにしたがって、マオリの核心部に迫ることになる。そのため、ひとつひとつに許可がいって時間もかかる。
マラエの室内に入れて貰うと、聖書台の下にマオリ像が胸に手を置いている。まるで「自分の心が向かう方へ進め!」と言わんとしているかのよう。
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奥にある更に大きな漆黒の像は、深く祈り込みがされて、マラエ自体の主となっていた。
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作られたのは1930年。
他宗教の弾圧に負けず、ただひたすらに祈ってきた形がここに封じ込まれていた。
「マラエは私たちの神聖なる家だから」
そんな声が、至る場所から聞えて来るようだった。
                  ノムラテツヤ拝
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墓森

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僕が見たいもの。
それはマオリ族がどのように自然を崇拝し、関わってきたか?ということ。
ロトルアから車を走らせて、森の中へ。
ここは、ニュージーランドの固有種だけを集めた国内随一の森。
つまり、鬱蒼とシダが生い茂る森だ。
その中に、ひとつの大木があり、ここは昔マオリ族の御墓だった。
酋長が亡くなる度に、この木の洞に埋めて祈り、やがてこの樹自体が神になっていった。
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木々の前にはマオリの彫刻がなされ、今も大切にされているのが分かる。
観光地では決して見られないこんな場所が好き。
シダに強い太陽光が射し込むと、まるで光と影が織物をしているみたい。
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そしてハートの葉っぱも見つけた。
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仲良く、足先だけをくっつけて。
               ノムラテツヤ拝
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