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写真家・野村哲也が贈る“地球の息吹”

バガンの神髄

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完璧に修復されたものよりも、朽ちた遺跡に惹かれる。
バガン遺跡でのそれは、ミンナントゥ村周辺。あの遠くに見えていた白い巨塔は、この周辺の仏教中心地だった。
1222年に創建されたが、金ぴかの仏像がすっと立ち、周りの壁には見事な壁画が残っていた。
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仏陀、インドやタイの美女たち、五百羅漢のようなものまでビッシリと。それはまるで壮大な曼陀羅のように見えた。
巨塔の周りは、遺跡が朽ち果て廃墟のようになっているが、それがより想像力を掻き立てる。どんな人たちが、この素晴らしかったであろう建築を作り、そこに祈りを込めていたのか。目を瞑って大地へ座ると、彼らの声を聞こえてきそうだった。
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ミャンマー最後の場所は、ビューイングタワー。最上階からの眺めに、瞳孔がひらいた。バガンには3000以上の遺跡があるとは聞いていたが、このタワーを中心に360度、仏閣仏塔で埋め尽くされていた。そして何より感動したのが、果てなく続く広大な平原だった。ここが隆盛を極めた時、住んでいた人たちはきっと天国をここに作り上げていたのだろう。目を開けると、その時代の風景がふっと見えた氣がした。
そろそろ空港へ行かないと。これからマンダレー経由で中国へ再入国。旅の第二部が始まる。
         ノムラテツヤ拝
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マンマの店

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まさか・・・
ミャンマーってこんなに美味しい国だなんて。
地元民が愛するマンマの店を教えてもらい、昼に出かけるとガラガラ。門構えも民家のようで、ちょっと気持ちが萎えた。
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水のようなミャンマービールを頼み、小粒のピーナッツをつまんでいると、春巻きが登場。これに手前味噌の、青唐辛子、赤唐辛子、ニンニク、魚醤を付けると、殴られたような衝撃を受けた。パリパリの皮の中には野菜の甘さと唐辛子の辛さが混然一体となり、うまみ汁が溢れ出す。
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目玉焼きが乗せられた特製焼きそばも魚醤が八角が隠し味で使われ、黄身の甘みがさらに味を引き立たせた。
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ナスのグリーンカレーは、もう芸術品。まるでスープのようにトロトロに煮込まれ、仄かにナスの味が立ち上ってくる。あまりの攻撃に倒れそうになっている
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と、マンマから食べてみてとマンゴーのサラダが出された。
パパイヤのサラダはよく食べるが、マンゴーは・・・。一口入れると、少しだけしんなりとしているがシャリシャリの食感。ピーナッツ、天かす、マンゴーの皮をスプーンに乗せて啜ると、目の前が真っ白になった。
なんだ、この複雑な絡み合いは。ピーナッツの上品な甘みと天かすの油分、そこに新鮮なマンゴーが絡まることで、心の幹がジーンと響き始める。そして次の瞬間、まるで祈りのような無我の境地に至った。
脳にはエンドルフィンが溢れ、頭がシバシバと点滅する。
ミャンマーのバガンにマンマの店がある。生涯忘れられない店になるだろう。
            ノムラテツヤ拝
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バガンの力

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凛と張り詰めたバガンの朝、気球がひとつ、またふたつ。
「シュゴー、シュゴー」っと着火させ、上へ上へ。
3000以上の仏塔がある聖地は、噂通りの絶景だった。
バガンは15年前のアンコールワット(シェムリアップ)を彷彿とさせる。観光資源は一級だけれどまだ粗削り、でもそこが大きな魅力。このままでいて欲しいけれど、きっとシェムリアップのように大観光地になっていくのだろうな。ミャンマー人はとってもラオスに似ていて、穏やかで優しかった。
若い学生さんが歩いてきたので写真を撮らせてもらう。これからどんな人生を歩んでいくのかな? 自分に真っすぐ、ご機嫌で、良いふうに進んでいくことを祈っていますね。
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日の出と共に、白い仏塔がひと際輝いているのが見えた。
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今日はあそこへ行ってみよう。風の吹くまま、心のおもむくままに。
          ノムラテツヤ拝
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アジア最後の国

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アジアでまだ訪れていない国があった。
そこは暑く、湿気が強いため、寒い冬に旅したかった。
年末年始にかけて航空券を調べてみると、べらぼうに高い。何とか別の航路がないか?と手を尽くして見えてきたのが、昆明経由だった。成田~上海~昆明~マンダレー~バガンの路。
そう、アジア最後の国はミャンマー(ビルマ)だ。
世界三大仏教聖地の一つバガン、残りはアンコールワットとボロブドゥールなので、これで全てに足を踏み入れたことになる。
早朝、Eバイク(原チャリ)を借りて、360度見渡せる丘へ出かけた。
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漆黒の中ライトアップされる仏塔、そこから青の時間に染まり、山から舐めるように霧が下りてくる。
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数百と聳える寺院から静謐な氣が流れ出る。
雲が少しずつ焼けはじめ、バガンとの競演が始まった。
             ノムラテツヤ拝
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お正月

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明けましておめでとうございます!
今日は、黄金の寺に住む金色の狛犬に薔薇をプレゼントしてきました。地球で最も愛する野生動物「オオカミ」の末裔たちが戌(犬)。
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今年も皆さんと手を取り合って、気球のように心の熱き想いを着火して大きな青空へと昇っていきましょう。
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お正月でなく、大晦日に詣でることを、晦日詣(みそかもうで)と呼ぶ。神社仏閣は、何かをお願いするところではなく、感謝の念を捧げ、置いてくる場所。その感謝の念が降り積もるからこそ、神社は聖地化されていくのだと思う。
「今年も一年、無事に生かして貰い有難うございます。貴社の益々の御発展をお祈り申し上げます」
ぽわんと背中が熱くなった。振り返ると、雲間から柔らかな一条の光が射し込んだ。両手を広げ、深く息を吐いてみる。荘厳な氣が体の隅々を祓い、凛とした気持ちが湧き上がった。
本年もどうぞ、宜しくお願い致します。
         ノムラテツヤ拝
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