写真家・野村哲也が贈る“地球の息吹”

100キロの蛍道

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胸がドキドキする。
なんて世界は美しく、また際限なく奥深いのだろう。
今から10年前まで、僕はこの世に600キロも続く花園があるなんて知らなかった。
南アフリカでその光景を目の当たりにしたときの衝撃たるや、凄まじかった。
その模様は自著「世界の四大花園を行く(中公新書)」に書いたので、ここで記すのはやめる。
「てっちゃん、100キロも続く蛍の道って知ってる?」
大切な友人から聞いた話。僕は岐阜出身なので、蛍には縁が深い。子供の頃は毎年何処かで蛍が大発生し、見渡す限り源氏蛍に包まれたこともある。長野県の辰野には何度通ったか分からない。
でも、さすがに100キロもない。その話を詳しく調べていくと、ホタルの種類はヒメボタル。日没後の1~2時間しか光らない、そして高く飛べない小さなホタル。それらが闇の中、まるで夜景でも見ているかのように一斉に光り輝くのだ。
それも100キロも。そんな場所がまだこの世に残っていることに、感動を覚えてしまう。
場所はアルゼンチン、時期は真夏の2月だという。
あぁぁ、もう今年は終わってしまった。でも、今、その話を知ったというのも、何かの意味があるのだろう。ぜひ世界最高のホタル風景を、ご縁ある人たちと一緒に楽しみたいな。
まだ、何も決まっていないけれど、例えばこんなプランはどうだろう?
2019年の2月、アルゼンチンへ飛んで、秘密の地でホタルを鑑賞。1日では心もとないので、2日間滞在して、ホタルの大乱舞を堪能する。その後、世界遺産にもなっている手の洞窟へ。今から9000年も前に描かれた手の壁画は9割以上が左手(ネガティブハンド)だった。それは一体どうしてなのか?
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そこから陸路でチリへ入り、パタゴニア中部の秘境マーブルカテドラルへ。そして最後はコジャイケに戻り、僕が世界で最も愛する
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サンラファエル氷河のクルーズで大崩落に心躍らせる。首都のサンティアゴへ飛び、北米経由で日本へ帰国する豪華コース。世界中の旅行社で、まだ誰もやったことが無いツアーかもしれない。行きにくい場所ばかりだけれど、人数が集まればバスやバンをチャーターして、ダイレクトに素敵なところだけを効率よく見てまわれる。
どうでしょう?
来年の2月、僕と一緒に、秘境中の秘境へ出掛けませんか?
そして蛍だけで作られる100キロの道を体感してみませんか?
個人的には蛍の光の中を、すっ裸で駆けてみたい(笑)
こんな話を聞いたからには、たった一人でも行きますが、折角だったらご縁のある人たちと、圧倒的な感動を共有したいな。
もし行きたいという方、ご興味のある方は、下記のアドレスまで連絡を下さい。
fieldvill@gmail.com
さぁ、来年も楽しみになってきたぞ!!!
          ノムラテツヤ拝
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絶景ハイキング

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コンコンコン、コココン。
森の中からリズミカルな音が響いてくる。静かに音の主に近寄っていくと、それはマゼランウッドペッカー。オスは真紅の頭を持つ派手なキツツキだ。
パタゴニアの森はとても豊か。南極ブナが生い茂り、パンデインディオ、またはオンゴデジャオジャオが実る。生成色したまあるいキノコ。半分に裂いてから食べると、まるでグミ、味は無味だ。
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パタゴニアに住んでいた時は、このキノコを採っては、サラダに入れて食べたっけ。皆も口に入れて、そのブニュンブニュンの食感を楽しんでいた。
スペースシャトルのように聳え立つ、フィッツロイ。
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「今夏は天候不順だった。12月~2月まででこんな良い天気は僕の知る限り3日しかなかったよ」とガイドが呟く。
ふふふ、有難いな。よっぽど参加者の方の日ごろの行いが良いのだろう。ポインセノットキャンプ場から、急登が始まり、1時間後、トレス湖に到着。円形劇場のような圧巻の山並みに、皆無言になる。そう、人は本当に心から感動した時、何も声を出せなくなる。それは自然へ対しての感謝と畏怖の念が湧き上がってくるからだろう。
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氷河湖の水温は0度だけれど、これだけ晴れていると泳がずにはいられなかった。空にはダイヤモンドのような太陽が輝き、サファイヤのような青空が地平線まで続いた。
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朝から歩き始めて、村に戻ってきたのは午後6時。
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今日の歩行距離は27キロ。皆様、どうもお疲れ様でした。
さぁ、ビールを飲みにいきましょ!
   ノムラテツヤ拝
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氷河湖遊泳

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フィッツロイ・トレッキングは、稀にみる快晴。
森を抜けて、清流をまたぎ、急坂を登る。息を切らした先に見える風景。それがトレス湖とフィッツロイの絶景だ。
ここまでやって来ると、この山の偉大さを全身でビリビリと感じることができる。
2年前に続き、今日も真夏日。氷河湖に身を浸し、フィッツロイと一体に。
https://www.facebook.com/nomura.tetsuya.7/videos/1607808915982272/
水中越しに見上げると、フィッツロイは雲を吐きながら笑っていた。
           ノムラテツヤ拝
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チャルテンへ

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カラファテを朝に出て、一路北上する。
雨がポツポツ降りしきる中、朝日が大地を照らした。
もしかして・・・、振り返ると、カラファテの町を包むように、虹が大きな弧を描いた。
すぐにシャトルバスを止めて、皆で撮影会。パタゴニアらしい大きく、クッキリとした虹だ。
幸先の良い風景を眺めながら、さらに北上する。
今日の向かう先はチャルテン。世界で最も好きな山「フィッツロイ山」の麓にある村だ。
途中の休憩所・レオナは、あの有名な映画「明日に向かって撃て」のモデルにもなった、銀行強盗犯ブッチ・キャシディとザ・サンダンス・キッドが数か月間、身を潜めていた宿。その時の写真などが、壁に飾られていた。
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暖炉の前でガウチョと遭遇。銀の柄の短剣を差し、スカーフを巻く伊達男。優和な笑顔を、レンズに向けてくれた。
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チャルテンへ向かう最後の直線で、バスの脇を飛ぶコンドルに大歓声。暴風の中、みんなで世界最長の鳥に見入った。
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今日のランチは地ビールに、
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ラビオリ
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とアルゼンチン料理のロクロ
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にピザ。
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生憎の天気のため午後はしばし休息して、21時半には、空がうっすらと焼けた。
フィッツロイ山は厚い雲に覆われて、お休み中。
明日は、顔を出してくれるかしら?
ノムラテツヤ拝
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ペリトモレノ

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初めてここへやって来た旅人は、必ず度肝を抜かれるだろう。
それは20年以上前から、なんら変わることがない。

車で最後の急坂を登りきると、右手の森のすぐ奥に、巨大な蒼きペリトモレノ氷河が広がった。
「うわゎっ、おぉぉ~」
バス内では感嘆の声が次々に漏れ、皆のワクワク感が爆発した。氷河を一望できるミラドール(展望台)。さぁ、今日はたっぷりと時間があるから、2時間崩落を待ち続けようと、氷河の前に陣取って見つめる。
昔、父はアラスカで何度もオーロラを見上げ呟いた。
「おとうさん、もうオーロラ見るの飽きちゃったよ」
でも、この氷河へ連れて来た時、ずっと、ずっと見続けていたっけ。
おもしろいのだ。
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まずどこが崩れるか分からない。でも、ひとたび崩れれば落雷音のような激しい音に空気も心も揺れる。どこだ、どこだ、と胸の鼓動が止まらなくなる。
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完璧なバランスをとって立ち尽くす氷河。でも前進する力に少し押され、何処かが破綻すると、欠片が欠片を呼んで、大崩落となる。
ピキピキ、ゴロロー。その先で、高さ70mほどの氷河が見事に崩落していった。
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夜は地ビール屋さん。ここ数年でカラファテのビールレベルは一気に上がり、それらをあてにラビオリやサーモンなどを頂いた。
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みんな小麦色に日焼けして、体も締まっている。
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「旅は何処へ行くかより、誰と行くかが重要!」とよく人は言う。
でも、僕は欲張りなのかな? やっぱり、ご縁のある大好きな人たちと、世界最高の地を旅したい。
  ノムラテツヤ拝
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