ジュース王国2019-08-01 Thu 17:17
![]() 呆れるほど美味い。 呑めば呑むほど、ため息しか出ない・・・。 チュニジアに入国してからというもの、イチゴジュースとレモンジュースの美味さに、やられている。 ![]() ジュースというか、ただ絞っただけ。今まで飲んだイチゴジュースでぶっちぎりナンバーワンの味。どろどろで、完熟の苺をただ絞っただけ。乾燥地らしく、気候にいじめられることで、植物は内側から上品な甘みを出すのだ。 これで一杯40円ぽっきり。たまらんな、この国は。 我が宿からの眺めは、白亜の館の向こうに地中海。 ![]() トンネルを歩けば、奥には青と白の聖域が。チュニジア、ここはアフリカの楽園なのかもしれない。 ノムラテツヤ拝 ![]() ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタン ![]() ![]() |
青と白の楽園2019-07-31 Wed 17:39
![]() 今から100年前、世界で初めて「景観保護」という概念が持ち込まれた。その舞台となった場所は、首都のチュニスから北東20キロにある「シディ・ブ・サイド」。 この町の名士、ロドルフ・デルランジェ男爵は、自身の愛する青と白を強制し、アラブ建築やアンダルシア建築で、世界に類を見ない街並みを作り上げた。 ![]() 眼にも眩しい純白の壁に青い扉。この白と青の楽園は、パウル・クレー始め、世界の芸術家たちを魅了したという。 曲がりくねった路地を上ると、その奥には、また青と白の家が連なり、果てが見えない。ブーゲンビリアの花が咲くひと際美しい路地で休んでいると、どこからともなく子猫が現れて消えていった。 ![]() これは夢か、幻か、現実感のない風景に浮遊感が漂った。 ノムラテツヤ拝 ![]() ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタン ![]() ![]() |
チュニス2019-07-30 Tue 17:20
![]() カッコエー!!! チュニジアの首都チュニスの街並みに面食らった。 空港からの悪名高きタクシーとやり取りし、大きな高速道路で20分ほど走ると突如、黄金の摩天楼が姿を現したのだ。やはり、現場に立つことで感じる体験は、何よりも代えがたい。 翌朝からは、チュニスの人々がどんな所で、どんな風に生活しているのかを散策。美しき中央広場に豪華なホテルが建っているかと思えば、すぐ脇からは市場が迷路のように続いている。 ![]() モーニングコーヒーを優雅に飲む傍らで、 ![]() 日陰で涼む虎ネコ。 ![]() 「いいの、入ってるよ~」。デーツ(ナツメヤシ)売り場の主人が声を張り上げる。 ![]() 活気のある市場からは、暖かな雰囲気が伝わってくる。 ![]() まさに百聞は一見にしかず。街並み、人間、雰囲気、そこに生まれるバランスの良さに、僕はチュニジアを好きになっていた。 ノムラテツヤ拝 ![]() ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタン ![]() ![]() |
チュニジアへ2019-07-29 Mon 17:13
![]() 135カ国目のチュニジアへ飛んだ。 飛行機は地中海を越え、やがてアフリカ大陸が見えてきた。 海がキラキラと輝き、眼下には整然とした街並みと大きな道路。着陸寸前には、まるでモーゼが海を割るように高速道路が伸びていた。 ![]() これだけ高度なインフラが整うチュニジアとは一体どんな国なんだろう? ![]() 初めての国を訪れる時の高揚感が、たまらなく好き。治安、政情なんて関係ない。だって僕は地球上にあるすべての国に足を踏み入れたいのだから。 ノムラテツヤ拝 ![]() ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタン ![]() ![]() |