ナスカの白山2023-07-19 Wed 15:55
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あいらんぷー2023-07-16 Sun 17:50
![]() ペルーという国へ50回も訪れていると、アンデスの食をほぼ食べ尽くしたかのような錯覚に陥る。でも、毎度ペルーへ行く度に、そんな自分を戒めるように、新たな食が出てくる。今回の旅もそうだった。トウモロコシを発酵させてるチーチャというアンデスのどぶろくのようなお酒が在る。でも、同じ作り方でサボテンの実で作るチーチャが在るという。その名も「あいらんぷー」。なんとも響きが可愛いが、見た目は更に愛おしかった。ウチワサボテンに付く身を通常はトゥナといって果物のようにして頂くが、あいらんぷーは、まるで釣りの浮きのような形で、色が紫色。ここから作られた赤色のチーチャは、今まで呑んだどれよりも草っぽくて、まるでワインのカベルネフランのようだった。 ![]() 「てっちゃん、まだまだペルーは奥深いだろ?」 阪根ひろちゃんの問いかけに、首を何度も縦に振った。「僕はアンデスの食を知らない」ということを知った夜。世界はやはり果てなく広いのですね。とっても嬉しいです。 ノムラテツヤ拝 ![]() ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタン ![]() ![]() |
祈りの山2023-07-16 Sun 10:07
![]() アンデスで最も聖なる山、それがアウサンガテ。プレインカ、インカ時代から絶大な信仰を集め、星と雪の巡礼祭(コイユリティ)で沢山の祈りが込められた。そもそも、どうして人間は祈るのだろうか? その対極である野生に生きる動物たちは、祈るのだろうか? そもそも祈るとは、誰に想いを寄せるのだろう? 神々、創造主、宗教の創始者? 長年、野生動物を撮影させてもらい、現時点で僕が思うのは、野生動物は手を合わせて祈らない。地球の一部、宇宙の一部として完全にリンクし、今を生き、全うして還っていく。地球は自分であり、自分は地球。だから祈るという考え自体が無いように思う。 祈る人間と、祈らない野生動物たち、どちらかが良いなんてことは無い。でも、僕らはどうして祈らなければならないのか?そこに少しだけ想いを馳せても良いのかもしれない。僕らは今日も、この瞬間という永遠の中で生かさせてもらっているのだから。 ノムラテツヤ拝 ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタン ![]() ![]() |
44回目のマチュピチュ2023-07-06 Thu 09:48
![]() インカの聖殿「マチュピチュ」は、もう撮り尽くされた。 そう語る人が多いが、僕はそう思わない。数えてみたら、今回で44回目のマチュピチュ探訪。でも、毎度マチュピチュから受けるイメージが違う。それは、僕自身が変化しているからなのか、マチュピチュが色々な面を見せてくれているのか、僕は知らない。だからこそ、この都が撮り尽くされたなんて、あり得ない。 写真は、どの角度で、どのように切り取るかに尽きる。今回も新たな角度に臨んでみようか? ほら、こんなマチュピチュ、見たことが無いでしょ? インカの人たちが命をかけて、スペイン軍から守り抜いた聖域は、自然を生かし、エネルギーを結ぶ、氣の鍛錬場でも在るのです。 ノムラテツヤ拝 ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタン ![]() ![]() |
海老セビーチェ2023-07-05 Wed 17:28
![]() むふふふ、どやっ!!! これが川海老料理。あったかセビーチェだ。 スペイン語だと、カマロン・アラ・ピエドラ、「石焼き海老セビーチェ」の意味だ。 タピオカの原料となるユカイモのフライに、世界一美味しい唐辛子のアヒを付けて頂く。 ![]() 途端、頭がボーっとして、まるで麻薬を食べているように痺れる。 セビーチェと悪魔的取り合わせのセロリを混ぜ、そして最後は海鮮海老飯と一緒に食べると、全身に鳥肌が立つ。 ![]() 「ウマい、旨い、やっぱりペルーは美味い!」 そんな僕らを見て、御機嫌のシェフが、自家製のピスコ(ブドウの蒸留酒)を振舞ってくれた。これまた強烈なんだよなぁ。 ![]() どれほど幸せかって? それは皆の顔を見てもらえれば分かってもらえますよね? ノムラテツヤ拝 ![]() ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタン ![]() ![]() |