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写真家・野村哲也が贈る“地球の息吹”

天からのギフト

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真っ青な空にハロ(暈)がかかる。
虹色はどんどん強くなり、やがてその上に白きリングが現れる。神々が身につける「天空のパールリング」だ。
「綺麗、美しい、有難う」
パタゴニアに住む先住民の友ハインが、虹の出し方を教えてくれたっけ。
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「心をまっさらにして、大きな虹を描く。そして綺麗、美しい、有難うって強く念じるんだ。僕たちの内側と外側は常に鏡のように繋がっているからね」
想い始めて20分、ようやくその瞬間がおとずれた。僕と空が互いに吸い、吸われ、存在自身がゆったりと溶けていく。意識が無意識へ移動したとき、カシャンとシャッターが切れた。
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「天からのギフト」
僕はただ、美しき七色のプリズムをシャワーのように浴びた。
           ノムラテツヤ拝
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海のなかまたち

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よちよち歩きのフンボルトペンギンが次々と海へ飛び込んでいく。赤岩の上で休むのは、南米大陸みしか生息しないオタリアたち。海から上がってきたばかりの彼らは、それはそれは滑らかな体躯を惜しげもなく見せてくれる。
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英語では、シーライオン(海のライオン)。ヒレのような手足を器用に使い、体中をピタピタと綺麗にする様は、まるで毛繕いのよう。遠くの砂山はカツオドリで埋め尽くされている。
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「皆さん、ツイてますか~?」
見上げると、鳥たちが白い糞を僕らへ投下し始めた。
              ノムラテツヤ拝
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天空の瞳

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スペイン語で「弧」を意味するバジェスタス。
「ペルーのガラパゴス」と呼ばれるこの島は、海洋生物と鳥たちの楽園だ。
船からでしか見ることの出来ない地上絵「カンデラブロ(燭台)」に歓声を上げながら進んでいくと、やがて細長い島影が見えてくる。海食によってできたトンネルをくぐると、広大な空が待っていた。
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太陽の周りにまあるい暈(ハロ現象)が現れ、外側にはモルワイデ図法のような楕円形の複虹が。
まるで太陽という瞳が、僕らを天空から見下ろしているよう。
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そう、自然界はいつでも、どこでも僕らを見つめている。目を離すのは、僕たち人間の方なのだろう。
              ノムラテツヤ拝
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ナスカのこころ

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古代ナスカの人々は、ナスカの地上絵をどこから見ていたのか?
それは、ナスカの都「カワチ」なのは、間違いないだろう。
手前に墳墓があり、その向こうの大平原に地上絵が。
古代の人々はウクパチャ・カイパチャ・ハナンバチャという世界観を持ち、それは今の黄泉の国、現世、天上界と重なる。
午後になるとナスカ平原に砂嵐が舞い、それらがやがて小さな竜巻になる。きっと古代の人たちは、墳墓の魂を鳥や竜巻によって、天上界へ運ぼうとしていたのだ。
カワチ遺跡の発掘が始まる前からこの地を訪れていたが、周りにはまだ20基以上のピラミッド群が発掘を待っている。この先、一体、どんな新たな発見があるのか? 目の黒いうちは、しっかりと見続けたいと思う。
許可を取り、ドローンを飛ばさせてもらう。ナスカの地上絵を描いた人々は鳥に異常なほどの関心を持っていた。それは現世と天界を結ぶ象徴だったからに違いない。
              ノムラテツヤ拝
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ナスカの謎

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ナスカ人は一体どこからやって来たのか?
ナスカの地上絵はどのようにして描かれたのか?
以前は多くの謎に包まれていたナスカ文明も、科学の進歩のお陰で、上記の難題を見事に解明した。しかし、まだ分からないものがある。一週間前にも、山形大学の坂井先生が新たに143個のナスカの地上絵を見つけた!とニュースが流れたけど、一体、ナスカ平原にはいくつの地上絵が描かれているのか? そして人々はどんな理由で地上絵を描いたのか? 更に言えば、直線、絵柄、曲線による彼らにしか分からない壮大なシステムがあったのではないか?
ナスカには、もう30回以上訪れているが、ハチドリや猿、コンドルなどの地上絵はさして重要でなく、描かれた場所、そして彼らが神と敬った大山、小山にこそ深い意味が隠されている。
大山=セロ・ブランコというナスカの背後にひと際白く高くそびえる峰。
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そして小山は地上絵の中にこれまた白く輝く山だ。その麓には、地上絵としては最も新しいとされる宇宙人の絵が描かれ、以前この麓へ合法的に入らせて貰った時に確信した。ここも、壮大な儀礼場、実験場として使われていたのは間違いない。ここには詳しく書けないが、その痕跡が、数多く現場に残されていた。
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世界は1つ分かったと思ったら、10個の分からないことがまた出てくる。だからこそ、また一つ、もう一つと、自身で調べ、考える旅が続けられるのだ。
僕たちは、人生という長い旅の途上にいる。そして地球は、それらを包む、また遥かなる長き旅の途上を螺旋のように回っている。
              ノムラテツヤ拝
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