空飛ぶクラゲ2020-01-09 Thu 16:31
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ジェリーフィッシュ2020-01-08 Wed 17:07
![]() パラオに、世にも奇妙な塩湖がある。 1982年にアメリカの科学雑誌National Geographic誌に取り上げられてから、世界中の人々が訪れるジェリーフィッシュレイク。その名の通り、クラゲの湖だ。 3年前、温暖化や水不足によって、湖に生きるゴールデンジェリーフィッシュ(タコクラゲの近縁種)が激減し、観光客を入れるのを国策で禁止した。それが功を奏したのか、2019年の頭からまた入場が可能になった。 ジュノーケルとフィンを持って、いざ出陣。透明度の高い湖を進むと、最初の湖底から上がってくる。 「なんて、かわいいっ!!!」 ![]() 色は黄金色で、頭に十字が透けて浮かび、ファッショナブルな足がすらりと伸びる。触ってみると、ぷにんぷにん。このクラゲたちは、棘がないことでも有名で、さらに奥へ泳ぐと、数がどんどん多くなってきた。 水中専用カメラで、一枚ずつ押していくが、ネグリジェを着ているかのようなエロティックな姿に見惚れてしまう。頭が丸い雄と、頭の長い雌と、頭をつけあっている姿なんて、んもう、抱きしめたくなる。 ![]() 待てよ? 別のイメージが湧き、僕は大きく潜ってみた。真上を見上げると・・・ ノムラテツヤ拝 ![]() ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタン ![]() ![]() |
パラオの大自然2020-01-07 Tue 17:22
![]() 島々を撮影するときに、気を付けていることがある。それは、横からではなく、真上から撮ること。島はいつも天を見上げている。その視線と自分を重ねたいのだ。 イメージをパイロットに伝えると、更に機体が傾けられる。ドアは完全に外してあるから、外へ放り出されそうだ。 ![]() 暴風が入り込み、息も出来ない。でも、こんな時にこそ、島は微笑んでくれる。 ![]() 珊瑚の模様が入れ墨のように浮かび、太陽が二重の虹を作り出す。そしてまるで海の底へ落ちていくような滝の姿に、僕は夢中でカメラを向けた。 ![]() 一枚、もう一枚。そこには、パラオの圧倒的な大自然が映し出された。 ノムラテツヤ拝 ![]() ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタン ![]() ![]() |
セブンティアイランド2020-01-06 Mon 17:33
![]() ポコポコした山が連なる「セブンティ・アイランド」。 パラオに来たら、ココという写真を今まで数々の媒体で見てきたが、どうしたものか、掲載されている写真は常に同じ方向から撮られていた。疑問があれば、自分で体験して確かめる、そのためのセスナフライトでもあった。 撮影前に、パイロットに自分の撮影イメージを細かく伝え、高度もどれくらいが良いかの要望を出した。 セブンティ・アイランドへ向かうと、最初に見えてくる風景こそが、何度も見た風景。確かにパラオの海にバランス良く島々が映える。でも、折角だったら、この島とさらに近づき繋がりたい。彼らの目が見開いた写真を撮らせてほしい。 「上方の雲が取れてきたので、予定通り上がります」 パイロットの言葉と共に旋回開始。大きく翼を傾け、高度を稼いでいく。島々の中心となる「目」はどこだ?暴風の中、ひたすらそれらを感じる。 「あそこだ」 ![]() 開けっ放しにされた窓から腕を伸ばし、身を乗り出してシャッターをきった。 ノムラテツヤ拝 ![]() ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタン ![]() ![]() |
遊覧飛行2020-01-05 Sun 17:13
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