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写真家・野村哲也が贈る“地球の息吹”

フランチェスコ

フランチェスコ教会

清貧を基にし生きたフランチェスコが、こんな立派な聖堂に収まっていることに違和感を覚えながら中へ入る。
ここもヨーロッパ建築の例にもれず、立派なマホガニーで作った扉だった。
教会入口

大聖堂の中は少し暗め。地下へ降りて、フランチェスコの墓を前にした。
静かなエネルギーが場を覆い、その周りにフランチェスコに仕えた使徒たちの御墓もあった。
右回りで、ルフィーノ、アンジェロ、マッセオ、レオネ。
フランチェスコの墓前で、今日まで生かしてもらったことに、あなたと逢えたことに感謝し、手を合わせた。
ぽわーんと、陽だまりの中に入ったような温かなエネルギーが、僕の体を渦巻く。
フランチェスコの御墓

「平和のために、わたしをお使い下さい」
フランチェスコの祈りの言葉が、ふっと耳に聞こえたような気がした。
まだここにフランチェスコの光がある。その光は、このアッシジから世界へ向かって放射されているのだろう。
外へ出ると、大きなクリスマスツリーに、明かりが灯り、風が冷たくなっていた。
クリスマスツリー

前の庭には、等身大のキリスト降臨模型「プレゼピオ」が作られていた。
プレセーピオ

まだクリスマスイブなのに、もうキリストが生まれているのが、何とも微笑ましい。
                              ノムラテツヤ拝
プレセーピオ2
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イタリア | コメント:2 | トラックバック:0 |

アッシジ

飾り

クリスマスイブに、ヴェネチアから南下。
ペルージャの街を抜け、ウンブリアの聖地アッシジに到着した。
清貧、貞節、従順。イエスを主に、3つの決まりを守り生き抜いた聖人フランチェスコ。彼が生まれた場所がアッシジだ。
姫の付き人であり、お犬さまでもある小林正樹さんに、フランチェスコの映画「ブラザーサン シスタームーン」をDVDで貸してもらい、フランチェスコのイメージはうっすらと掴めた。鳥や草と語らい、物や権力を持つことへの脆さを説くフランチェスコは、ドミニコと比較されることもあるが、今もイタリアの守護聖人である。
彼が生まれた場所で、彼がひとりで黙々と積み上げ、復興さっせたサンダミアーノ修道院で、息吹きをエネルギーを感じたい。その想いで、クリスマスの最も気が高まる頃を選んだ。
小さな小山がぽこぽこと立ち、讃岐のような風景が広がる。オリーブの木々が生い茂り、ワイン畑が続く。南アフリカのステレンボッシュにも似る風景に、僕は目を細めた。
アッシジは城壁に囲まれた要塞だった。国鉄駅でアッシジへ入り、そこからシャトルバスで、アッシジの中へ入ると、さっきまで吹き荒れていた風がぴたりと止んだ。
フランチェスコという名前は、フランス贔屓の父が付けたといわれ、この聖人にあやかろうと、フランシスやフランチェスカ、フランシスコなどを名づける親も多い。あの北米西海岸のサンフランシスコも、フランチェスコにあやかっているのは有名な話だ。
町中は、クリスマスリースやポインセチアの飾りに覆われ、華やか。そして街の至る所に小さなレリーフで、聖者の絵が描かれているのも、印象的だった。
街角の絵

眼下には遠く、ペルージャの街まで見渡せ、広大な平野が広がる。
アッシジ風景

遠くに、長細い巨大な建物が見える。あれが、フランチェスコ聖堂だ。
フランチェスコが亡くなってから、その亡骸を祭るために作られた場所へ、僕は歩を進めた。
                              ノムラテツヤ拝
フランチェスコ教会遠景
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フィレンツェの市場

フィレンツェには地元民が通う、大きな市場がある。
午前中に出かけると、クリスマス前だからか、凄い人だかり。
生ハムのクリスマスツリーが作られていたのには、開いた口がふさがらない。
生ハムのXmasツリー

生ハムとレッジーナのチーズを購入する。
生ハム屋さん

日本で買うと、激高な2品も、イタリア国内では恐ろしく安い。
パルミジャーノ・レッジーナ

食材屋さんも充実し、ワインもキャンティを中心に並ぶ。
食材屋さん

おっ、良い香り。
その先には、ポルチーニ(イタリアのキノコ)が量り売りされていた。
日本人の店員さんも数人いて、それぞれの店前で、呼子をしている。
凄いなぁ~、みんなイタリアで顔晴ってるんだなぁ~と、嬉しくなった。
                      ノムラテツヤ拝
ポルチーニ
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グロム

グロム

花の大聖堂の近く、小道を少し入ったところにグロムはある。
2004年にミラノに出来た旬のものしか使わない、添加物を一切使わないジェラート屋さんだ。
開店してすぐに火がつき、フィレンツェにも支店が出ていた。
ここがフィレンツェで最も美味しいジェラッテリア。
そんな噂を聞きつけて、僕は雨の降る中、誰もいないグロムの店内へ入った。ここもシーズン中だったら並ぶんだろうな。
コーンに2種類乗せるものを頼む。今日は洋ナシと、エクストラダークのチョコだ。
洋ナシとチョコレート

この洋ナシはジェラートの枠を軽く飛び越える美味さだった。甘いものが苦手な僕がぺロリと食べてしまったんだから。そして大好きなココアも注文した。
スペインのカカオサンパカまでとは、いかなかったけれど、チョコレートをただ溶かしただけの味は、極めて好みだった。
ココア

翌日は、ピスタチオと旬のオレンジで勝負。
緑のそれを一口入れると、もう、まさにピスタチオ。
ピスタチオの実

野村哲也・ピスタチオジェラートランキング、堂々、ぶっちぎり一番だった。
                              ノムラテツヤ拝
ピスタチオアイス
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エスプレッソ・ドッピオ

カプチーノドブレ

エスプレッソ ドッピオ。
毎朝のコーヒー注文時に使う言葉だ。
英語にすると、エスプレッソダブル。2杯分のエスプレッソだ。
イタリアに来てから、本当に毎日美味しいエスプレッソに出逢っている。
エスプレッソは、一般のコーヒーよりもカフェインが少なく、僕好み。
苦味と酸味を愛する僕としては、イタリアエスプレッソは、まさにうってつけだった。
合わせるのは、パニーニ。
パニーニ

値段も安いけれど、しみじみ美味い。生ハムとチーズが温められ、とろりと溶ける。
チーズ王国のイタリアは、夜になっても勢いが止まらない。
大好きなカルボナーラを頼むと、やたら黄色いカルボナーラが。これは玉子の黄身が日本のそれよりも圧倒的に黄色いから。
カルボナーラ

そしてクアトロケソ(4種類のチーズ)のピザは、ブルーチーズの臭さが際立つ。
上品な日本だと、ここまで臭くはしないだろう。
4種のチーズピザ

でも、僕はやっぱり発酵系が体に合うのか、臭ければ臭いほど嬉しくなってしまう。
そこに合わせるのは、ちょっと奮発して、フェラーリ社のスパークリングワインだ。
シャンパンのシュワシュワ感はもちろんあるのだけれど、後味の広がり方が何とも深い。
少し甘みが来て、すぐに苦味が襲ってくる。2段も3段も、迫ってくるのだ。
さすがイタリアを代表するスパークリング。
イタリアが、旅行者に最も人気なのが、日を追うごとに、分かってきた。
                          ノムラテツヤ拝
フェラーリ
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