象の背中2010-04-04 Sun 07:00
![]() プルメリアの花が咲く頃、出発。 ![]() それにしても、なんて甘い香りが漂っているんだろう。 ホテルを出発して、タクシーを走らせること40分でメコン河へ。 ![]() 船着き場で、細長い船に乗り込み、川面をきって進む。 手を浸してみると、ぬるい。さすがアジアを代表する豊穣の川だ。 ![]() 20分ほど下ったところで、船を降りると、そこは保護された象の楽園だった。 生い茂った森の中を、象がゆっさゆっさと進んでゆく。 ![]() ムシャムシャと食べるのは、何とパイナップルの葉だという。 つぶらな瞳が、僕たちを見る。う~ん、いとおしい。 ![]() 父と母を象の背中に乗せてもらい、象使いがゆっくりと歩かせる。 ![]() 象使いは、象の耳の後ろに、右足、左足と交互にあてることで象を見事に操縦する。 ![]() 象を真上から間近で見ると、こんな産毛が生えているのも、やっぱり乗ってみないと分からないこと。百聞は一見にしかずの世界だ。 ![]() 「いやぁ~、優雅な時を過ごさせてもらったよ」 ラオスで父と母は生まれて初めての象の背中に乗った。 この微妙な乗り心地を、気に入ってくれてよかった。 帰りは、みんな爆睡。今日もゆったりとした時間が流れてゆく。 ノムラテツヤ拝 ![]() ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタンをクリックお願い致します! ↓ ココをクリック! ![]() |
アジアの屋台2010-04-03 Sat 07:00
![]() アジアの夜は、やっぱり屋台。 店の人とのやりとりも楽しいけれど、その風景を見ているだけで幸せになってくる。 現地で取れたものを調理し、現地の人が楽しく食べる風景。 ![]() なんだか涙が出そうになるのは、涙腺が緩んでいるからかなぁ。 僕も早速カオソーイ屋さんに、腰かける。 ![]() 米の麺で、食べるラオス料理だ。タイにも同名の料理があるが、まったく別物。 艶のある米麺。 ![]() そして出されたのは、塩ラーメンのような透明スープに、パクチーなどの香草がどっさりと入れられていた。 すすると、まず香草の味が鼻に抜け、病みつきになりそうな、あっさりスープの味。 ![]() そこに激辛味噌を投入し、ぐちゃぐちゃまわす。 ヒー、強烈~ 辛いが、美味い。 やっぱり、アジアはこうでなくっちゃ。 ノムラテツヤ拝 ![]() ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタンをクリックお願い致します! ↓ ココをクリック! ![]() |
夜市2010-04-02 Fri 07:00
![]() 夕方になると、ホテルもロマンティックにライトアップする。 風も少しだけ出て、涼しくなってきた。 ルアンパバーンは夕方から夜にかけて、夜市がたつ。 ![]() 出かけてみると、これが結構大きい。 中国人や韓国人がところかまわず、布を買っている。 ![]() ラオスの布製品は、上質ともっぱら言われている。 暑いのか、道端にすわる犬を発見。 その体を見てビックリしてしまった。 ![]() 模様が描かれているんだ、それも人工的な模様。 これって、剃られたのかな?それともナチュラル? う~んと頭をひねっていたら、犬も僕を見て、頭をひねった。 アジアに共通点がいっぱいある。 これはラオスのなまはげだろうか? ![]() 布も、織り方ひとつとっても、同じものが多いような気がする。 アジアの市場に、夜のとろりとした空気感が流れてゆく。 ノムラテツヤ拝 ![]() ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタンをクリックお願い致します! ↓ ココをクリック! ![]() |
ラオスの地元食2010-04-01 Thu 07:00
![]() そもそも、なぜラオスなのか? それは、以前ペルーツアーに参加して下さったスッチー夫妻の言葉だった。 ペルーの脳天を突き抜くような、食事を頂いているときのこと。 「この洗練のされ方は、ラオスに似てるなぁ~」 「えぇ、ラオス?」 「あそこはフランスの植民地だったから、どこでご飯を食べても、このツアーのように美味しい食事ばかりが出てきたよ」 決めた。自分の親友もラオスは人が良いから、早めに行きなよ、と言っていたし。 昔は王国だったルアンパバーン(意味は百万頭の象)の町へ出て、地元民に聞き込み開始。 最も美味しい地元食を頂ける店を教えてもらい、すかさず入る。 旅に出て、一番最初に食べる料理ってとても大事だと思う。 自分がさせてもらう世界中のツアーも、最初の食事は特に気をつけるようにしている。 これでイメージが決まる。 地元民が進めるレストランの前へ。 う~ん、怪しいけれど、とにかく中へ。 ![]() まずはラオスのビール、ビアラーオを頂く。 ![]() オリオンビールのように、暑いところにありがちなあっさりビールかな?と思ったら、あっさりの後に、小波のように苦味が押し寄せてきた。これはイケるかも。 最初に出してもらったのが、ラープと呼ばれるもの。 食べると、レモンとライム汁、レモングラスなどの味が肉から浸み出てくる。 ![]() 「セビーチェみたい」 セビーチェとはペルーの国民的料理のひとつで、レモンのマリネのような食べ物だ。 でもこのレモンの味は、確かにペルーっぽい。 ルアンパバーンソーセージも、味が力強く、むむむっ、と唸る。 ![]() そして赤米のカオニャオに、ビックリ。 まさに赤飯だ。食べてみると、もっとモッチリしたもち米が使ってある。 ![]() これを手に取り、さっきのラープ(肉)を包んで食べる。 「・・・・・・・・・・・・」 言葉が出ない。 この国はかなり美味しいかも。 ラオス第一食目で、ラオスの印象がすこぶる良くなった。 ノムラテツヤ拝 ![]() ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタンをクリックお願い致します! ↓ ココをクリック! ![]() |
いざ、ラオスへ!2010-03-31 Wed 07:00
![]() バンコクに夜中到着し、空港近くのホテルで一泊。 翌朝、アジア最大のスワンナプーム空港へ戻り、バンコク航空で一路北上した。 バンコク上空は、水田が目立ち、さすが米所だと実感させられる。 フライト時間は2時間。 ![]() その間にラオスの入国審査書を書き、機内食を頂く。 ![]() ラオス。 この国の説明を少しだけしよう。 ラオス人民民主共和国。 人口が630万人で、人口密度が1平方キロあたり26人。もうこれだけでどんな国だか想像が出来よう。東南アジアで唯一の内陸国でもある。 70人乗りの小型飛行機で、もうラオス上空にさしかかってきた。 首都はビエンチャンだけれど、町に興味のない僕は、古都ルアンプラバーン、現代読みではルアンパバーンに降りてゆく。 ![]() 空港は掘立て小屋のよう。 そこで簡単に入国審査が終了。審査官の子供なのか、必死にパソコンに向かっているので何をしてるのか覗き込むと、トランプゲームをしていた。 う~ん、のどかだ。 送迎のバンでホテルまで送ってもらう途中、メコン河を通過。 「これって、メコン?」 「違う、違う」 「メカーッ」 これが正しい現地読みなのだろう。メコン河ではなく、メカーッ河なのだ。 ホテルには南国っぽい植物が茂り、なんともバリっぽい。 ![]() ![]() 美しき藻の浮かぶ池の上には橋がかかり、なんともアジア。 ![]() 藻には葉影が映り込み、風にさわさわと揺れていた。 ![]() 蓮の葉っぱの向こうにリラックスプレイスが。 灼熱バンコクよりは、気候がまし。 荷物を置いて、さぁ、街に出よう。 ノムラテツヤ拝 ![]() ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタンをクリックお願い致します! ↓ ココをクリック! ![]() |