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写真家・野村哲也が贈る“地球の息吹”

世界一の最強プリン

ぎんちゃん(c)

今日はお料理上手なKさんから、世界一美味しいプリンの作り方を伝授してもらった。
甘いものが苦手な自分が、Kさんのプリンを食べたのは今から半年くらい前だろうか?
地鶏の卵味と信じられないほどのクリーミーさに、目が点、言葉を失い、スプーンまで落としそうになった。そう、まさに虜になってしまったのだ。
独断と偏見で、野村哲也ナンバーワンプリンにのし上がったのは言うまでもない。
モロゾフや、昔ながらの素朴なプリン、ヨーグルトとプリンの中間のようなプリン。色々なプリンを人生で食べてきたけれど、他のどんなプリンと比べても、一線を画すのだ。
スイーツ、というものに、あまり興味のない僕もこのプリンだけは、目がこぼれ落ちそうになる。
「うちのプリンなんて、簡単よ」
この言葉を信じて、Kさんに教えてもらうことになった。
Kさんの家はプエルトバラスから、少し奥に入った牧草地の近くにある。
オソルノ山が少しだけ雲をかぶり、カルブコ山は青空の下、いつもと変わらぬどっしりした姿を見せていた。
Kさん宅に伺うと、必ずモモちゃん、ギンちゃん、サニーの愛犬が元気に飛び出してくる。
「こんにちは」
話しかけると、3匹とも舌をハァハァと出し、尻尾をパタパタと揺らした。
「いらっしゃ~い」。Kさんがいつもと変わらぬ笑顔で迎えてくれた。
部屋でフォーションのオレンジペコをすすって、さぁ、プリン作りの始まりだ。
まずは砂糖50gに大さじ1の水を加え、電子レンジのタイマーを2分20秒にセット。その間に卵を3つを割って、白身が切れる程度に混ぜ、ボールに入れておく。
02,とき卵(c)

2分20秒後、ぐつぐつと飴色に変色した砂糖に、大さじ1の熱湯を入れてジュッ。これでキャラメルの完成。キャラメルを陶器の容器の底にまんべんなく入れてゆく。
01,キャラメル(c)

鍋にミルクを500g、砂糖を100g入れて火にかける。
03,ミルク(c)

砂糖が全部溶けるくらい温めたところで、今度はさっきの溶いた卵を少しずつ混ぜてゆく。
05,ミックス(c)

合わさったものを濾してから、それらを容器に入れてゆく。
06,容器へ(c)

ここで登場するのが土鍋。何とKさんは土鍋でプリンを作っていたのだ。
土鍋にタオルを敷いて、水平を保てるように、着脱の落とし蓋を置く。
04,土鍋の中(c)

鍋に容器を入れて、熱湯を入れて強火。
07,土鍋へ敷き詰める(c)

この時注意すべきは、コップの上にラップをかけておく事と容器の1/3くらいまで熱湯を入れる事。沸騰してきたら、熱湯がラップの上まで跳ね上がってくることもあるが気にしない。
08,沸騰中(c)

ジャスト5分で火を止め、大蓋を被せておく。
09,大蓋閉める(c)

30分待って、蓋を開けると、中からは弾力に富んだプリンが現れた。
プリンプリンという固さを表す形容詞は、この様から取られたのかもしれないななどと呟きながらラップをはずす。容器を揺らしてみると、まるで杏仁豆腐のようにフルフルと横揺れした。
10,ラップはがす(c)

そして冷蔵庫で冷やしてから頂きま~す!
味は、んもう、絶品!!!
野村哲也プリンランキングは、ぶっちぎりでKさんのプリンだった。
PS,WBC、日本優勝、おめでとうぉ~。パタゴニアの森からリアルタイムで応援しておりました。2連覇、素晴らしかったです。
                                 ノムラテツヤ拝
11,出来上がり(c)
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テーマ:食べ物の写真 - ジャンル:写真

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