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写真家・野村哲也が贈る“地球の息吹”

カラファテ着

霧と紅葉(c)

7時38分。
ほぼ定刻通りにプエルトナタレスを出発。
雨、厚い雲が横たわり、朝方からの豪雨が降り続いている。
ウルティマエスペランサ湾にはフィヨルドらしい風景が広がり、観光客を乗せたバスは、ひたすら国境を目指す。
一般的に、パタゴニア観光は12月から2月のバケーションシーズンに集中する。でも一年半住んでみて、自信を持って言える。ベストシーズンは春の11月と秋の4月だと。観光客も少なくなり、ホテルの料金もつるべ落としの如く下がる。
プエルトナタレスから一時間で、ドロテア国境へ。標高を少し上げたからか、まわりの木々が紅葉していた。南極ブナのレンガやニレが、黄色から赤に紅葉してゆく。
いつものように、国境でパスポートにスタンプを押してもらい、山道をひたすら上る。
紅葉は世界中どこでも平均気温が8度を下回ったらやってくる。
森だけではなく、草もオレンジや赤色に変化し、華やかさを増してゆく。
山を上りきったところで、アルゼンチンの入国審査を受け、晴れて入国。プエルトナタレスから6時間でアルゼンチンのカラファテへ到着した。
ナタレスに行ったらピザ。
カラファテへ着いたら、カフェ。
エスプレッソ(c)

これがいつもの恒例だ。
チリコーヒーと言えば、ネスカフェを中心とした最悪の品質。対してアルゼンチンにはエスプレッソが溢れている。コーヒー好きのアキコさんは、いつもカラファテに来ると、コーヒーを飲みに行こうと誘った。
ドンルイス。この店はクロワッサンも絶品だった。
クロワッサン(c)

いつもの宿に荷を下ろし、それからエスプレッソとクロワッサンを食べに出かけた。
アルゼンチンのエスプレッソは、あまりに味が濃いからか、炭酸水が添えられる。一口飲んで、炭酸水で口を洗う。そしてまたコーヒーを味わう。そんな光景が似合う町、それがカラファテだった。
セット(c)

世界屈指の前進氷河のペリトモレノ、そして聖なる山・フィッツロイを擁するチャルテンのベースタウンだ。カラファテでぐっすりと眠り、明日から一気にチャルテンへ入ろうと思う。
今回の旅は、何も願わない。何もイメージしない。
パタゴニアに全託し、全てを受け入れようと思っている。
                                 ノムラテツヤ拝
ドンルイス(c)
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テーマ:自然の写真 - ジャンル:写真

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