カラファテ着2009-04-07 Tue 00:05
![]() 7時38分。 ほぼ定刻通りにプエルトナタレスを出発。 雨、厚い雲が横たわり、朝方からの豪雨が降り続いている。 ウルティマエスペランサ湾にはフィヨルドらしい風景が広がり、観光客を乗せたバスは、ひたすら国境を目指す。 一般的に、パタゴニア観光は12月から2月のバケーションシーズンに集中する。でも一年半住んでみて、自信を持って言える。ベストシーズンは春の11月と秋の4月だと。観光客も少なくなり、ホテルの料金もつるべ落としの如く下がる。 プエルトナタレスから一時間で、ドロテア国境へ。標高を少し上げたからか、まわりの木々が紅葉していた。南極ブナのレンガやニレが、黄色から赤に紅葉してゆく。 いつものように、国境でパスポートにスタンプを押してもらい、山道をひたすら上る。 紅葉は世界中どこでも平均気温が8度を下回ったらやってくる。 森だけではなく、草もオレンジや赤色に変化し、華やかさを増してゆく。 山を上りきったところで、アルゼンチンの入国審査を受け、晴れて入国。プエルトナタレスから6時間でアルゼンチンのカラファテへ到着した。 ナタレスに行ったらピザ。 カラファテへ着いたら、カフェ。 ![]() これがいつもの恒例だ。 チリコーヒーと言えば、ネスカフェを中心とした最悪の品質。対してアルゼンチンにはエスプレッソが溢れている。コーヒー好きのアキコさんは、いつもカラファテに来ると、コーヒーを飲みに行こうと誘った。 ドンルイス。この店はクロワッサンも絶品だった。 ![]() いつもの宿に荷を下ろし、それからエスプレッソとクロワッサンを食べに出かけた。 アルゼンチンのエスプレッソは、あまりに味が濃いからか、炭酸水が添えられる。一口飲んで、炭酸水で口を洗う。そしてまたコーヒーを味わう。そんな光景が似合う町、それがカラファテだった。 ![]() 世界屈指の前進氷河のペリトモレノ、そして聖なる山・フィッツロイを擁するチャルテンのベースタウンだ。カラファテでぐっすりと眠り、明日から一気にチャルテンへ入ろうと思う。 今回の旅は、何も願わない。何もイメージしない。 パタゴニアに全託し、全てを受け入れようと思っている。 ノムラテツヤ拝 ![]() ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタンをクリックお願い致します! ↓ ココをクリック! ![]() |
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