飛騨のドラゴン2009-05-13 Wed 06:00
![]() 飛騨に“ドラゴン”がいる。 ドラゴンはドラゴンでも、フルーツのドラゴン。 東南アジアのタイやベトナムでよく見る、ドラゴンフルーツが、何と新穂高で作られているというのだ。 ドラゴンフルーツと僕にとってキングオブフルーツのピタハヤは親戚同士。共にサボテンに出来る実ということで、代表の渡辺さんにハウス内を見せてもらうことになった。 「なぜ、奥飛騨に?」 ハウス内は、温度管理が行われているのか、少し暖かい。 「冬は?」 僕の質問の先に、答えが披露された。 ここは温泉地。その地熱を使って、サボテンを作っていたのだ。 たった2年でここまで大きくなったサボテンたちに、僕はただ口をぽかんと開けるだけ。 ![]() 「今の時期、美味しいのがあるんですよ」 連れて行ってもらった先には、黄金の黄金のピタハヤがぁぁぁぁ~ ![]() 「これってピタハヤですよね?」 「そうですね。ドラゴンフルーツと一緒と区別されていますが、正確にはピタハヤですね」 「ドラゴンフルーツと同じなんて、味は別格なのに?」 「本当に、そうですよねぇ~」と渡辺社長も頷いていた。 セメントで道を作り、一区画ごとに土が丁寧に盛られている。そこからサボテンが木々に巻きつき、どんどん大きくなっていた。 渡辺社長は、ドラゴンフルーツと共にアセロラも作っていた。フルーツの中で最もビタミンCの含有割合が高い魔法のアンチエイジングの実だ。共に生産地域は南国やアマゾンだ。 「今、少しずつマスコミとかにも出るようになって、この飛騨ドラゴンが認知されてきてるんですよ」と、顔をほころばせている姿が印象的だった。 「地域活性の一環として、僕もこの新穂高に何かを投じることが出来れば」 渡辺社長は、岐阜県美濃加茂市の出身だったが、新穂高が気に入り、ここに施設を作ってしまった。 「ほら、かわいいでしょ」 そこには、サボテンのつぼみの姿が。やがてここに花が咲き、実を結んでゆくのだろう。 ![]() そして、いかにもドラゴンフルーツという区画へ。これこれ、この中に白いゼリー状の実が詰まってるんだよな、と唾が湧き出てくる。 ![]() そしてラストにピタハヤオレンジの姿が。 黄色いピタハヤよりも更に美味しいとされるオレンジピタハヤ。 この前、アンデス最奥部「チャチャポヤス」で食べた、あの鮮烈な味が脳裏に蘇ってきた。 http://fieldvill.blog115.fc2.com/blog-entry-44.html 飛騨にドラゴンがいる。 更なる飛躍を望み、日本の食卓やスーパーに普通にドラゴンフルーツが溢れる世界を想像した。 ノムラテツヤ拝 ![]() ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタンをクリックお願い致します! ↓ ココをクリック! ![]() |
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