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写真家・野村哲也が贈る“地球の息吹”

日本の銘菓

栗きんとん箱(c)

甘いものが苦手だ。
昔はそうじゃなかったけれど、最近は、とんとダメ。
シュークリームなんて食べると、ジンマシンが出てしまうから重症だ。
洋菓子はほぼアウト。でも和菓子なら食べられるものがある。
それが日本が誇る和菓子、それも岐阜の和菓子の「栗きんとん」だ。
昔は10月に栗きんとん屋にのぼりがたつと、よく家族で買いに出かけたもの。でも、今は季節感がなくなり、9月~5月くらいまでは出回っている。今日は、物産展で恵那福堂が来ていることを知り、早速出かけた。
箱を開けると(c)

栗きんとんの話を東京や大阪で話すと、大抵の人はお正月に出てくるきんとんを想像する。が、栗きんとんはまったく別物。クリと和三盆(わさんぼん)で練ったものを茶巾で絞るのだ。
今から10年ほど前、どこの栗きんとんが自分に一番合うのかを知りたくて、中津川市内の全ての栗きんとん屋に足を運んで、一個ずつ購入した。栗きんとんは一個、大体200円が相場だ。
そして公園で、そのひとつひとつを開けて、食べて、順位を決めた。
ジャジャジャーン。
不動の順位は、1位・松葉、2位・一休、3位・松月堂、4位・川上屋だった。
松葉はクリそのものの味。渋皮の味さえ彷彿とさせる。
一休は極めて上品、女性陣が喜ぶ味だろう。
松月堂は松葉と一休の間のような味。
有名な川上屋は、バランス重視だった。
恵那福堂は、僕にとってそれよりは劣るけれど、今食べられるということを考えると、購入する価値が十分あった。
栗きんとん(c)

ひと箱買って、家で食べてみる。久しぶりの栗きんとんのまろやかな味。少しだけ甘いけれど、満足のいくものだった。
茶巾しぼり(c)

岐阜に世界に誇る銘菓がある。その名は栗きんとん。
ご興味ある方は、一度、ご賞味あれ。
                                  ノムラテツヤ拝
日本の銘菓(c)
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テーマ:食べ物の写真 - ジャンル:写真

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