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写真家・野村哲也が贈る“地球の息吹”

お誕生日

きびなご(c)

井の頭公園を貿易会社社長のTさんと歩いた。
「てっちゃん、昔、ここは東京の水源になっていたから井戸の頭、井の頭公園なんだ」
博学のTさんが、いつもながら色々な事を教えてくれる。
中央沿線沿いの町で、僕が愛して止まない場所が2つある。
それが吉祥寺と立川だ。立川は全てのものがバランスよく配置され、吉祥寺はレトロなものと最新のものとのミックス感が何とも良かった。
井の頭公園を散歩し終わるとTさん宅へ。奥様Mさんが、胸の前で手を振りながら笑顔で迎えてくれた。今日はTさんのお友達の誕生日。そのパーティーがT家で開かれるのだ。
サラダ(c)

ピンポーン。
まずやってきたのは、O夫妻。
今日誕生日のOさんは大学の先生で専攻は国文、宮沢賢治のスペシャリスト。対して奥様は一級建築士で、今は高速道路のSAの設計などを担当されていた。
大好きなキビナゴや、マグロの赤身をつつきながら、まずはエビス&ギネスのミックスビールを頂く。
「これ、持ってきました」
東京の酒(c)

Oさんが、自分へのご褒美として買って来られたのは、東京の十右衛門の無ろ過中取りと、秘酒の大七、箕輪門だった。
箕輪門(c)

かつお出汁の効いたアボガドサラダをつまみながら、日本酒へ移行。
アボガドサラダ(c)

もう一度玄関のチャイムがなった。
N夫妻だ。
Nさんは厚生省の官僚、奥様のRさんはイラン人で見とれてしまうほどの美女だった。踊るマハラジャとかに出てきそうな感じ。
「今日はイラン料理が出るから」
パーティーが始まる前に、Tさんから教えてもらっていた。
イラン料理って何? 僕は、予想すら出来なかった。
Rさんお手製イラン風のポテサラと、ドルマとよばれるめはり寿司のようなものが出された。
イラン風ポテサラ(c)

ポテサラも、ドルマも今まで感じたことのない味。
ドルマは豆と肉をミックスしターメリックやらクミンやらが絶妙に絡む。それを葡萄の葉っぱでくるんだものだった。
イラン料理ドルマ(c)

イラン、うまいっ!
そしてOさんの誕生パーティーが始まる。
ケーキ代わりに、自分が持っていった栗きんとんで、おめでとうございます!
どんどんお酒がすすむ。
Nさんは日本酒のスペシャリスト、お勧めを聞くと、順位は以下のようになった。
1位 高知県 亀泉(無ろ過)
2位 三重  而今(じこん)
3位 岐阜 鯨波
4位 新潟 第一酒造 山間(ヤンマ)
5位 香川 凱陣(がいじん)
日本酒って、本当に奥深い。そして、Nさんが持ってきてくれた黒牛に、完全にノックダウンされた。
にがい、うまいの500万石のブレンド酒だった。
黒牛(c)

「じゃぁ、そろそろ」
もつ鍋(c)

福岡出身の奥さまMさんが「本場のもつ鍋」を作ってくれた。
もつ鍋出来上がり(c)

そして最後は、本物のチャンポン麺で、締め。焼きそばよりも太く、パスタのように油でコーティングされた玉子麺という感じ。
ちゃんぽん麺(c)

麻薬的な美味さに、お腹ポンポンなのに、食べていた。ふと気づいたら、Tさんはスヤスヤ、寝息をたてて、夢の中へ旅立たれていた。
Nさん夫妻は途中で帰り、Oさん夫妻と午前2時までバースデーパーティーは続いた。
                              ノムラテツヤ拝
TさんとNさん(c)
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テーマ:食べ物の写真 - ジャンル:写真

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