北の幸2009-05-31 Sun 06:00
![]() バスで札幌市内へ。 降りた瞬間、えもいわれぬ甘い空気に包まれた。 周りを見渡しても花はない。森の香りでもないし・・・・・。 今までの人生で、この香りに包まれた経験はなかった。 ライラック。 モクセイ科ハシドイ属。英名がライラック。フランス語はリラ、和名はムラサキハシドイだ。 札幌の空気は、香水の原料にもされる花香で、はんなりと包まれていた。 ライラック祭りとか、噂では聞いていたけれど、こんなに町中が香るなんて考えてもみなかった。 気温は11度くらい。肌を撫でるようなサラサラな感触だった。 道産子とリラは密接に繋がり、春がやってきて、急に冷えた日は「リラ冷え」と言うらしい。 夜は、北の大地らしく、魚貝尽くし。 ![]() ホッキ貝やつぶ貝などが光り輝き、イカ、タコ、海老、ホタテ、マグロが踊る。 ![]() じゃがいもで作った、ほくほくコロッケをアクセントに。 ![]() そして変わりどころでは、エゾシカの肉。 ![]() 昔、背ロースをニンニク醤油で食べて、失神しそうになってけれど、今回は別の部位を味噌漬けとやまと漬けにしたものを頂く。 味噌の方は、首を傾げてしまうけれど、やまとはさすが。お酒の肴に、ドンぴしゃりだった。 料理の都・京都から、食材の都・北海道まで飛んできた。 日本は広い。 そしてその何倍も食の世界は濃く奥深い。 ノムラテツヤ拝 ![]() ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタンをクリックお願い致します! ↓ ココをクリック! ![]() |
| ホーム |
|