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写真家・野村哲也が贈る“地球の息吹”

展望フライト

新潟上空(c)

千歳空港の搭乗口をくぐる。
有難う、北海道。ポセイドン隊を楽しませてくれて。そして深く包み込んでくれて。
手を振り、僕はANAに乗った。
機体はふわりと上がり、雲の上を順調に南下。
少し疲れていたのか、知らぬ間に眠ってしまった。
起きたら、新潟上空。
雲の切れ間から、眼下の糸魚川が見えてくる。
さすが米どころ。田んぼに水が張られ、黄金に光り輝いていた。
そして日本が誇る山岳地帯へ突入してゆく。まずは妙高山。阿蘇のような外輪山が目印で、ここが火山なのがよく分かる。
妙高(c)

妙高五山(妙高山、黒姫山、飯綱山、斑尾山、戸隠山)を連なりを眺め、アルプス地帯へ。
妙高五山(c)

ひときわ大きな山系が出てくると、それが乗鞍岳。
飛騨の語源を作った山だ。飛騨の語源は陽(ひ)を抱く、陽抱き信仰から来ている。
ひだき=ひだ に転訛した。
その信仰の中心地が、この乗鞍岳だった。
乗鞍岳(c)

そして、百草薬とスキー場で有名な御嶽山。
御嶽山(c)

3000m級のジャパンアルプス、乗鞍と御嶽が、ひとつの画角で収まる。
そして濃尾平野をまわり、知多半島常滑の中部国際空港へ到着した。
タラップから外に出ると、熱風が。
あつい、あつい、灼熱の本州へ戻ってきた。
明日は、三重の法人会で講演。
気合いを入れて、仕事するぞっ!
                                  ノムラテツヤ拝
おんたけとのりくら(c)
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テーマ:自然の写真 - ジャンル:写真

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