中華街でYさんと2009-07-14 Tue 07:00
![]() 三浦半島から横浜中華街へ。 今日はここで、大好きな人と逢うことになっている。 ちょうど一年前、自分はパタゴニアから一時帰国し、秋の講演に参加していた。 姫こと山もっちゃんと学ぼうの会で、羽島にいた。 その時に出逢った。 横浜在住で、電機会社の社長さん。風貌は派手。全く誰か知らない僕は、ひろちゃんに聞いていた。 「あれはてっちゃん、Yさんって言うんだ。面白いよ」 それから僕はYさんの言動、動きを追うようになった。 少しだけ話す機会もあったけれど、ゆっくりは話せずじまいだった。 帰国後、東京でイスラエルのカリスマガイド「バラさん」の帰国祝いで、またYさんと逢った。 「今度、横浜中華街で、ぜひ一緒に」。この合言葉で別れた。 横浜中華街に早めに着いたので、好々亭で、ねぎそばと杏仁豆腐を食べた。 ![]() 甘いものが苦手な僕もここの杏仁は食べられる。ちゃんと杏の味がするのだ。ねぎそばも、素晴らしいバランス。ハムから甘味を引き出し、塩味、辛味、酸味、甘味が複雑に絡み合っていた。 ![]() 午後17時30分。僕は、関帝廟通りで、Yさんと逢った。 「どこでも好きなところへ」とYさん。 ふらふらと歩きながら客引きの熱心なお店へ入った。 頼んだのは餃子やエビ揚げ。 ![]() 味は勿論美味しいのだけれど、僕にとってはYさんの話の方がより美味しかった。 Yさんは僕に無いものを持っていた。 様々な人生経験から来る懐の広さ。どんな人が自分のところへやって来ても、その人の事を幸せにする深い愛。そして自分の欠点をユーモアを交えて語れる点。 話を聞いていても、常に自分を下げて、笑わせてから、話の真髄へズンと入ってくる。その話術と、深さが、僕には眩しかった。素敵な人だなぁ~ 「Yさんって何歳ですか?」 「57歳だよ」 「若いですねぇ~」 「嬉しいねぇ~、そう言われると嬉しいから、もっと若くいようと努力しちゃうんだよね。やっぱり人って誉められて、繋がりたいものね」 Yさんとは長くお付き合いさせてもらえそう。何となく体の芯がそう確信していた。 おおらかな深い愛に包まれた人、気のつく人、何かに固執しない人、制限を付けない人。 僕の好きになるタイプの全てをYさんは兼ね備えていた。 こんな素敵な人と出会わせてくれた事に、心から感謝しています。 ノムラテツヤ拝 ![]() ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタンをクリックお願い致します! ↓ ココをクリック! ![]() |
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