宮鍵2009-07-17 Fri 07:00
![]() 富士から名古屋へ。 パタゴニアの大型写真集作成のため、名古屋の出版社で打ち合わせ。 社長と話していると、「よし、お昼に行くか」と誘われた。 出かけた先は、老舗中の老舗「宮鍵」。 あの池波正太郎さんが愛し、著書の中で「何度足を運んだか知れない」と書いている。 重厚な門構え、明治32年創業というから、もう110年の歴史を誇る。 頼んだのはうな丼、ひつまぶしと、特製の親子丼。 まず出てきたのが親子丼。宮鍵の奥様いわく、「うちのはひき肉が入ってて変わってるんですよ」とのこと。食べると、ホワンホワンの卵に、ひき肉が甘味を出す。何とも上品で気品ある味だ。 ![]() 次はひつまぶし。 これは食べて、飛んだ。普通ひつまぶしは3通りの食べ方で楽しむ。うな丼にして、うな丼と薬味を混ぜて、そして最後はお茶漬けにして。そのどれもが、絶品だった。 今までひつまぶしを色々な場所で食べてきたが、間違いなくトップ3に入るであろう味に、歴史と手間をかける美を感じた。 ![]() そしてうな丼。これは、タレが甘かったので少し残念だった。 池波正太郎さんが愛したのは名古屋コーチンの鳥すきと親子丼、ひつまぶしだったという。 本物の食道楽が、ここに足しげく通う姿を、目を瞑って想像した。 ノムラテツヤ拝 ![]() ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタンをクリックお願い致します! ↓ ココをクリック! ![]() |
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