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写真家・野村哲也が贈る“地球の息吹”

富士の光

富士の光(c)

名古屋、大阪、東京と仕事で回り、ようやく富士へ帰ってきたと思ったら、今日は箱根に向かう日だ。
富士から御殿場を通過し、箱根の仙石原へ向かう。
ここに、憧れの温泉があった。
白濁温泉フェチの僕は、日本中の白濁温泉へ好んで行くようにしている。
あの硫黄臭、そして何とも風雅な色に、うっとりしてしまう。
箱根は一般的に透明な泉質が多いけれど、仙石原と強羅は白い温泉がある。
御殿場から、箱根の山を登ってゆくと、富士が雲の中から姿を現し、切れ間から陽光が。
まるで富士山から後光が射し込んでいるようだ。
富士の光2(c)

写真を撮らせてもらいながら、思わず手を合わせてしまう。
光はどんどん強くなり、眼下の雲を照らす。まさにレンブラント光線が富士のバックから2本放射されている。
富士の光3(c)

やはり、日本最高峰の富士山。あっという間に峠には人だかりができ、みんな写真を撮り始めた。
ひとだかり

ハイアマチュアから、行きがかりのおばさんまで。機材も4×5の大型から携帯のカメラまで百花繚乱だ。
カメラマン

アジサイが色濃く咲き乱れ、緑が雨に濡れて、目に眩しい。
富士山のショーは、たったの5分ほどだったけれど、神々しい姿は、皆の目をくぎ付けにした。
仙石原では、最近出来たアズーレムーン(青い月の意)というインド料理屋さんへ。
スパイシーチキンカレーとナンを頼むと、これまた昨日のタイ料理と同じく媚びない味だった。
インドカレー

辛い、とてつもなく辛い。でもしっかり作りこんであるから、後味がふっくらしている。ナンも本場そのもの。薄くデカイ。やっぱり従業員は全部インド人。ツイテル、ツイテルと、辛さに涙しながら食べた。
想像通り、翌日は、もう酷いことに。お尻から何度もファイヤーした。
ナンと共に

仙石原のお湯は素晴らしかった。
湯は見事に白濁し、上品な硫黄臭、そして泥湯のような肌触りだった。
白濁の湯

箱根も富士と同じく、東京の人たちが別荘を作る場所。
富士よりもちょっとお洒落な、素敵なところでした。
                               ノムラテツヤ拝
白濁湯2
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テーマ:自然の写真 - ジャンル:写真

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