聖地へ2009-08-10 Mon 17:01
![]() 岐阜県中津川市で、栗きんとん屋を30軒まわって試食した。 北海道函館で、3日間で25軒の塩ラーメンやを訪ね歩いた。 さぬきうどん屋は足かけ3年かけて奔走した。 そして故郷、吉田うどんも、現在のところ25軒ほどを食べている。 何か好きな食べ物に逢うと、突っ走らずにはいられない性格なのだろう。 そして満を持して、前から温めていた夢を叶えるべく、浜松へ向かった。 政令指定都市の浜松に、大好きな友達モーリーがいる。 自分が企画したペルーツアーで天ちゃんと出逢い結婚。なんとインカの聖なる都クスコで結ばれた羨ましい仲だ。そして愛らしい天ちゃんのお腹の中には、今新たな生命が宿っている。 そんな幸福な男・モーリーは何よりも食べるのが好き。そして浜松とくれば。そう、大好物のウナギ。 鰻の聖地、浜松で、ウナギ巡りをするのだ。 富士から御殿場へ下り、混雑する東名を抜け浜松に着いたのが午後13時頃。 モーリー宅へ行って、すぐさまウナギツアーが始まった。 「ちなみに浜松にはどれくらいの鰻屋があるの?」 「う~ん、いっぱいあるよなぁ~」 「200軒はかたいかな?」 「そんなもんだろうなぁ~、今回は全部関西系にそろえてあるから」などと会話しながら、最初の店へ。 「さくめ」 日本家屋の建物に、“天然うなぎ有ります”のノボリが揺れていた。 ![]() 「いらっしゃいませ」 威勢の良い声があがり、畳の席へあがる。天然うなぎを頼むと、厨房が動き始める。 「モーリー、ひょっとして、注文してから裂き始めるの?」 「そう、カウンターに座ると、うなぎの体についた水とかが付いたりしてね」 20分後、出されたウナギから、こおばしい香りが立ち上った。 食感は弾力があり、脂が適度にのっている。これは間違いなく天然だった。 秘伝のタレは風変りなカツオ出汁が混ざっているのか、病みつきになる味。焼き方は関東風のふっくらした感じも残し絶品だ。 ![]() モーリーを見ると、天ちゃんと仲良く、目を細めて食べていた。 食べ終わってからさぁ~2軒目、とお金を支払おうとすると、モーリーがひとこと。 「富士からわざわざ来てくれたんだから、良いよ」。その制し方が何とも、格好良かった。 浜名湖の北側に位置するさくめの近くには、ウナギ街道かと目を疑うほど鰻屋が連なっている。 次はそのひとつ「炭焼きうなぎ 加茂」だ。 ![]() 味はさくめと比べるとふっくら、そして脂がかなりのっている。 これが養殖うなぎの特徴でもある。 ![]() タレはほんのり甘めで、万人受けする味だった。 この焼き方なら、白焼きも美味しいんだろうなぁ~と思わせる絶妙の焼き加減。 外はサック、中はホワホワだった。 浜松ウナギツアーは、まだまだ続く。 ノムラテツヤ拝 ![]() ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタンをクリックお願い致します! ↓ ココをクリック! ![]() |
No,6 グリズリーベア2009-08-10 Mon 07:00
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