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写真家・野村哲也が贈る“地球の息吹”

NO,7 寒い国の生き物たち

南東アラスカで、マーモットが日向ぼっこをしていました。
ジリス、かんじきうさぎ、カリブー、ムース、グリズリー、フォックス、そしてマーモット。
どうして寒い国の動物たちは、こんなにも可愛いのでしょう?
極地の動物は北極の白熊、南極のペンギンを筆頭に、日本の最北端・北海道に目を向けると、北キツネ、エゾリス、シマリス、エゾモモンガ、エゾシカ、そしてグリズリーベア。みんな可愛さを兼ね備えているように思います。
人間を含め、全ての生命の赤ちゃんが、みんなから守られるために、ほっとけないくらい可愛く作られているように、寒い国の自然を生き抜くためには、容姿も必要なのかもしれません。
                                  ノムラテツヤ拝
岩の上のマーモット(c)
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静岡地震

早朝、横揺れで飛び起きた。
ぐらぐら、ぐららーっと揺れるホテルの一室。
あまりの揺れに、すぐさまテレビをつけると地震情報が。震源地は焼津近く。
生まれて初めて、震源地近くで巨大地震に遭遇した。
震度6。
高層ホテルだから、地上よりは揺れていただろう。
東海地震? 
嫌な言葉が頭をよぎったが、そうでもなさそう。
荷物を早めにパッキングし、駅へ向かった。
在来線は小田原~浜松間が運行停止。構内には難民キャンプのように人が溢れていた。
午後8時過ぎ、新幹線が動き出したとの一報を受け、すぐにバス停へ走る。
十五分後くらいに来た静岡駅行きのバスに飛び乗った。
普通は30分で行けるところが1時間。国道1号線は、予想通り混んでいた。
目をみはったのは、静岡県庁(家康の居城・駿府城跡)のお濠の城壁が地震によってはぎ取られ、崩れおちていたこと。思わずカメラを出して、一枚撮らせてもらった。
静岡駅についても、なかなか出られない。
情報通り、新幹線は動いているのだけれど、静岡駅に止まるこだまが一向にこない。
のぞみ、のぞみ、のぞみ、何台通過しただろう。またしても、のぞみ、のぞみ、のぞみ。そしてようやく9台目にして、こだまが構内へ入ってきた。
みんなで拍手喝采。なんとか自由席に座り、そこからは徐行運転。
朝から今まで電話がなりっぱなし。朝一番は、浜松のモーリー。そして通知不可能の電話は、ひろちゃんだった。
「今、ペルーで地震のこと見たよ。大丈夫だった?」
有難い、有難い。
こうやって心配してくれる人が、こんなにいてくれる事が何より幸福だった。
幸い今回の地震は大惨事にはなってないようだ。
地球が歪みの矯正をした結果、力は地上を伝う。それが地震。
僕たちは、この地球上で生かされていることを、忘れそうになるその事実を、こんな時に痛感させられる。
新幹線は名古屋へ走る。
午後からは出版社でパタゴニア写真集の打ち合わせ。
間に合うかしら?
                               ノムラテツヤ拝
県庁の石垣崩壊
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