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写真家・野村哲也が贈る“地球の息吹”

NO,12 アルバトロス

アルバトロスの日本名はアホウドリ。
翼長2.5mのジャイアントアルバトロスは、コンドルに次いで2番目の大きさを誇る。
あまりの巨体に、助走をつけないと飛びあがれないほど。そのため、簡単に乱獲されアホでも取れる鳥、アホウドリと名付けられてしまった。
でも、僕はこの鳥を見るといつも、野生動物の精緻さ、美しさを感じずにはいられない。
                                    ノムラテツヤ拝
アルバトロス(c)
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富士の光道

富士の広がり(c)

富士に残照が当たり、それらは少しずつ空へ向かって離れてゆく。
戸沢キャンプ場近くのボート乗り場から、ずっと富士を眺めていた。
サニービーチ(c)

岩肌が黒なので、そんなに夕日の茜色が乗らないが、雲は焼けてゆく。
富士焼け(c)

そして夕日が山頂から離れると、今度はしばし蒼の時間が到来する。
僕はこの時間が好きでたまらない。英語で表現するとブルーモーメント。
日の入り後(c)

そして一番星が空に瞬き始めると、富士五合目から光の線が現れる。各合目にある小屋の光と夜登山をする人たちのヘッドランプの光道の軌跡だ。
闇の中に一本の光。
それらは江戸時代が続く富士講の姿を、僕に喚起させた。
夜の富士登山(c)

富士山は信仰の山。登る途上で自分の弱さを認め、何が必要か不必要かを取捨選択する。
そして心が晴れやかになったところで、今日まで生かされてきたことに、感謝を捧げる。
自分の周りにいてくれる、素晴らしい人たちを想い、彼らの幸せを想う。
富士登山はきっと、人間を一回りもふた回りも成長させてくれるのだろう。
光を見つめながら、登山をしている人たちを愛おしく思い、そして登山の無事を祈った。
                                ノムラテツヤ拝
富士の夜風景(c)
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