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写真家・野村哲也が贈る“地球の息吹”

NO,14 インティライミ

6月、インカ帝国の都・クスコ近くのサクサイワマン遺跡で、インティライミという太陽の祭りが開かれる。
この日は一日、現地のペルー人が衣装をまとい、インカ時代に時間が巻き戻されてゆくようだ。
                                    ノムラテツヤ拝
インティライミ(c)
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飛騨の夏味

栗

家の周りの山栗も青々と実り、秋を静かに待っている。
今年の長雨のせいで、富士の森にはキノコが大豊作。タマゴダケにマツタケがわんさか取れる。
タマゴダケ

朝霧高原で「放牧牛乳」という何ともイカした名の牛乳を見つけ、一人悦に浸っていた。
放牧牛乳

そんな時に、宅急便で発泡スチロールの箱が送られてきた。
宅急便

飛騨の山の先生Oさん一家から、届いたそれを開けると、中から飛騨の夏味が漂った。丁寧にパッキングされたそれをひとつずつ出してゆくと、キュウリなどの夏野菜や、飛騨のおふくろの味のコロイモ、そして朴の葉っぱに包まれたものが出てきた。
飛騨の夏味

飛騨料理を今まで幾度となく食べさせてきてもらったが、飛騨の夏味と言えば、僕にとって朴の葉っぱで包まれた寿司「朴葉寿司」だった。が、今回のものは、寿司ではなさそう。葉っぱを持ち上げ、間から除いてみるとお餅が挟んである。後から聞いて、これが朴葉餅だと教えてもらった。
ほおば餅

ホットプレート、または電子レンジでチン。
葉っぱの周りが焦げた頃が食べどき。
ほおば餅出来上がり

葉っぱはスルスルと剥け、中からはトロンとしたお餅が出てきた。
あつつっ、手にお餅を付けながら食べてみると、お餅にほんわりと朴の香りがついて、香ばしい。まるで上品な最上の和菓子を食べているみたい。
朴葉は、飛騨ではよく「朴葉味噌」として食べられている。繊維質があまりにきめ細かいため、朴の葉っぱをフライパン代わりにして味噌を温める。そう朴の葉は焦げはするものの、燃えあがることが無いのだ。その夏バージョンが、寿司やお餅になるのだろう。
山の匠の食へのこだわりに、頭が下がった。
                                ノムラテツヤ拝
上品なお味
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