NO,14 インティライミ2009-08-20 Thu 16:58
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飛騨の夏味2009-08-20 Thu 07:00
![]() 家の周りの山栗も青々と実り、秋を静かに待っている。 今年の長雨のせいで、富士の森にはキノコが大豊作。タマゴダケにマツタケがわんさか取れる。 ![]() 朝霧高原で「放牧牛乳」という何ともイカした名の牛乳を見つけ、一人悦に浸っていた。 ![]() そんな時に、宅急便で発泡スチロールの箱が送られてきた。 ![]() 飛騨の山の先生Oさん一家から、届いたそれを開けると、中から飛騨の夏味が漂った。丁寧にパッキングされたそれをひとつずつ出してゆくと、キュウリなどの夏野菜や、飛騨のおふくろの味のコロイモ、そして朴の葉っぱに包まれたものが出てきた。 ![]() 飛騨料理を今まで幾度となく食べさせてきてもらったが、飛騨の夏味と言えば、僕にとって朴の葉っぱで包まれた寿司「朴葉寿司」だった。が、今回のものは、寿司ではなさそう。葉っぱを持ち上げ、間から除いてみるとお餅が挟んである。後から聞いて、これが朴葉餅だと教えてもらった。 ![]() ホットプレート、または電子レンジでチン。 葉っぱの周りが焦げた頃が食べどき。 ![]() 葉っぱはスルスルと剥け、中からはトロンとしたお餅が出てきた。 あつつっ、手にお餅を付けながら食べてみると、お餅にほんわりと朴の香りがついて、香ばしい。まるで上品な最上の和菓子を食べているみたい。 朴葉は、飛騨ではよく「朴葉味噌」として食べられている。繊維質があまりにきめ細かいため、朴の葉っぱをフライパン代わりにして味噌を温める。そう朴の葉は焦げはするものの、燃えあがることが無いのだ。その夏バージョンが、寿司やお餅になるのだろう。 山の匠の食へのこだわりに、頭が下がった。 ノムラテツヤ拝 ![]() ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタンをクリックお願い致します! ↓ ココをクリック! ![]() |
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