アンデスの調べ2009-09-25 Fri 07:00
![]() ペルーの首都リマに、宝箱のような博物館がある。 ミラフローレス地区の一角、緑色の壁面に「天野博物館」と刻まれている。 ツアーの仲間と天野博物館へ出かけると、ひろちゃんが待っていた。 「今日は別グループの人たちも一緒だけど、良いかな」と、船井幸雄さんのグループと一緒に、天野博物館の説明が始まった。 「うっす、久しぶり」 背後から声をかけられ、びっくり。 大好きで、尊敬して止まない白根全ちゃんが立っていた。 「どうしたんですか?」 「今日はちょっと頭蓋骨の撮影をしてて」 おもしろそう。みんながひろちゃんの説明を聞いている間、僕は全ちゃんの助手にしてもらい、手伝うことにした。 博物館の三階に、簡易の撮影場が築かれていた。 変形した頭がい骨を選び、それを撮影台へ。僕はレフ板を当てて、光の調整をする。 カシャン。 乾いたシャッター音が響いた。 「いいですねぇ~」 ![]() 骸骨って本当に綺麗だと思う。 天野博物館には、たくさん、たくさんあるので、全ちゃんは今度は顎付きの骸骨を持ってきた。 色っぽい。 頭がい骨から色っぽさを感じる自分は変かな?と思っていたら、全ちゃんも 「これってきっと女性だよね」 二人で笑い合った。 全ちゃんは自由人。 僕の夢は「死ぬまで遊ぶ」。この夢を後押ししてくれたのが全ちゃんだった。 「出来るとイメージした人から出来る。諦めなきゃ叶うよ」 全ちゃんの人生が、まさに“死ぬまで遊ぶ”だったのだ。 こんな素敵な男性と御縁が結べたことに、深く感謝した。 全ちゃんは、世界に2人しかいないカーニバル評論家で、少し前もニューヨークのブルックリン祭りの取材に出掛けていた。 全ちゃんは、風のような、気のむくまま、自分の心が求める方へ旅していた。 ひろちゃんの説明が終わったのが、ぞくぞくとツアーメンバーやフナイメディアのメンバーの方々が三階に上がってきた。 みんなの顔を見ると、とっても幸せそう。やっぱりひろちゃんは凄いなぁ~。 そしてアンデスの恵みを頂く夕食が始まった。 ![]() 果物はチリモヤとグラナディーヤ、ルクマとピタハヤ。大好物のピタハヤはプリンプリンだった。 ![]() ![]() 野菜関係は、ジャガイモ数種に、黒いトウモロコシやユカやピーマン。 ![]() ナス科のペルー原産植物が並んだ。 家庭料理のアドボは豚肉を煮込んだもの。 ![]() ユカのフライを一度口にすると、もうポテトフライに戻れないほど美味。 ![]() アヒデガジーナは、ペルー版のカレー。 ![]() ひろちゃんの説明のもと、アンデスの恵みが、一同に集まった。 ノムラテツヤ拝 ![]() ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタンをクリックお願い致します! ↓ ココをクリック! ![]() |
蟹セビーチェ2009-09-24 Thu 13:46
![]() 一発目から勝負。 リマに夜中に到着し、翌日の昼、お待ちかねのランチが始まる。 店の名はW。ここはペルー料理の真髄セビーチェの専門店だけれど、唯一、カニのセビーチェを頂ける場所。 マリネのようなセビーチェ料理は、通常、白身の魚や、イカ、タコなどの海鮮類を使うが、カニはすぐにいたんでしまうため、セビーチェ料理としては適していない。 けれど、ここWは独自のルートで蟹を取りよせ、これまた独自の方法で調理する。 まさにカニ刺し。 一口頂くと、レモンの酸っぱさとカニの濃厚な味が交わり、至福の味。 カニの爪にまでびっしりと実が詰まり、あまりの美味しさに失神しそうになる。 ![]() 海鮮チャーハンも頼み、カニの身とカニみそで炒めた一品も注文。 チャーハンの上に、このカニ味噌をかけ、上からセビーチェの汁をかける。 もう、言葉がない。 ![]() ペルー撃沈ツアーが、Wから始まった。 ノムラテツヤ拝 ![]() ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタンをクリックお願い致します! ↓ ココをクリック! ![]() |
いざ、ペルーへ2009-09-23 Wed 07:00
![]() 南アフリカの花園にいたのが、2週間前。 これからもうひとつの花園へ向かう。 一年に一度、9月の連休を使って、ペルーツアーを開催している。 目玉はマチュピチュでもナスカでもなく、ローマスと呼ばれる霧が作る花園だ。 首都リマより北へ上がったところにある一面の砂漠地帯が、魔法をかけられたように黄色やピンク、青色の花々に埋め尽くされる。 福音館のたくさんのふしぎで、砂漠の花園を作らせてもらったのは今から6年前。それからも毎年、縁のある人たちを連れていっている。 一人旅の自由さ、ツアー旅行の温かさを融合した旅、それが僕の理想のツアー。 今回の参加者を合わせると、ジャスト150人の縁ある人が、ペルーの大地を踏んでいる。 今回はどんなお花たちが出迎えてくれるのだろう? そして、どんな出逢いが待っているのだろう。 久しぶりに日本からの同行。ここ数年はパタゴニアに住んでいたので、現地集合だったけれど、成田空港第一ターミナルからの出発。 ![]() 出国ターミナルは、リニューアルがされ、北斎の富士や、歌麿の絵などが、壁面に描かれ、中央に休めるスペースが、作られていた。 ![]() 来月2日に決まり、東京オリンピック誘致も関係しているのか?と思える変貌ぶり。 旅行者が想い、想いにくつろいでいる姿は、見ていて飽きないものだった。 デルタ航空でアトランタまで12時間半。アメリカ入国、出国をしてペルーリマ行きのフライトに乗り込んだ。 さすがシルバーウィークになっているだけあって、混み合っている。アトランタの入国審査場では、日本語が話せる職員が、てんてこ舞いで走り回っていた。リマ行きのフライトが、電気系統の故障で一時間ほど遅れたが、なんとか出発。 今、機内で書いている。 周りの人たちが、今までの自分を振り返る、新たな自分を発見するきっかけを作らせてもらうこと。そして周りの人たちが心から楽しんでいる姿を見ること。それが僕の幸せだ。 リマには、敬愛する阪根博が待っている。久しぶりにゆっくり話が出来ることに、胸が高鳴っておさまらない。 12日間のペルー旅。今年も発進する。 PS, ダンブラウンさんの新書が出ていた。ダビンチコードに続く作品の名はロストシンボル。 ノムラテツヤ拝 ![]() ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタンをクリックお願い致します! ↓ ココをクリック! ![]() |
山神社2009-09-22 Tue 07:00
![]() 噂は聞いていた。 富士の中腹に恐ろしいほどのエネルギースポットがあると。 ようやく期が熟したのか、ふらっと出かけてみた。 新屋山神社。 山神社という言葉に、少しの違和感を感じながら、神社の境内へ向かった。 周りにはうっそうと茂る森に、キノコたちが元気に傘をさしていた。 ![]() 見えてきたのは、三連鳥居。まるでお稲荷さんみたいだ。 中へ入ろうとすると、宮司さんが出てこられ、お祓いをしてくれる。 カミシデが、頭にファサファサ当たり、僕は手を合わせた。 ![]() さい銭箱にいつも通り105円を入れる。永久に御縁がありますように・・・。 ![]() ご神木にも手を合わせる。お酒は分かるけれど、ハナイグチのキノコが奉納されているのが何とも可愛らしかった。 ![]() エネルギーは、上質だけれど、でも爆発するようなエネルギーは全く感じられない。周囲を歩いてみると、今度は巡礼地が。 環帯状石組、ストーンサークルの周りを3度回り、一回ごとに拝礼する。 書かれてあるとおり、巡回してみると、体が不思議と軽くなる。 このことか? それとも何かと関連付けると、ここは別のエネルギーを放出するのだろうか? 結局分からず終い。ただ静かな静かなエネルギーがなみなみと漂っていた。 ノムラテツヤ拝 ![]() ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタンをクリックお願い致します! ↓ ココをクリック! ![]() |
キノコ鍋2009-09-21 Mon 07:00
![]() 富士にきのこの季節がやってきた。 今日はさっそく野生のきのこ料理を頂くことに。 まずはナラタケ、アカモミタケ、クロカワ、ショウゲンジ、ハナイグチなどを新聞紙の上に広げる。 ひとつずつ水を張ったボールに入れて30分ほど放置する。 ![]() 水を切って取り出し、付いているゴミをお湯で優しく洗い流す。 ![]() ナメコやマイタケも大鍋に入れて、火をかける。 ![]() 今日はどっちにしよう。豆味噌と白醤油であっさりいくか、八丁味噌でこってりいくか・・・・。 しばらく悩んだ後、名古屋らしく八丁味噌で勝負することにした。 グツグツ煮立て、アクを取り、味を見てみる。 う~ん、やっぱり野生のキノコって、最高の出汁が出るもんだ。 そこに八丁味噌を入れて、味を調えてゆく。 出来上がり~ キノコの多種多様な味を噛みしめながら、僕は秋の味覚に手を合わせた。 ノムラテツヤ拝 ![]() ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタンをクリックお願い致します! ↓ ココをクリック! ![]() |