写真家・野村哲也が贈る“地球の息吹”

マチュピチュ

マチュピチュ列車

オリャンタイタンボ駅から、アグアスカリエンテス駅(現マチュピチュ駅)へ出発。
一昨日積もった雪が、ベロニカ山群を白銀に輝かせる。
1時間半後、マチュピチュ駅へ到着。
マチュピチュ駅

さっきまでのトウモロコシ畑から、風景はアマゾンっぽくなっていた。
日光のいろは坂のようなハイラムビンガムロードを上がると、晴天の中、リャマが出迎えてくれた。眼下にはマチュピチュの姿。日本人が行ってみたい世界遺産ナンバーワンの場所だ。
リャマの出迎え

有難いことに、今まで何度この地を踏んだだろう。数えてみたところ、今回で15回目だった。何度来ても、いつ来ても、違った姿を見せてくれる遺跡、それがマチュピチュだ。
マチュピチュ遺跡

正面にはエネルギースポットの山が見え、遺跡内部には、朝方だからかまだ観光客が少なかった。
エネルギースポット

見晴らし台に上がると、金髪の親子がいた。何とも絵になる風景に、シャッターを押した。
家族

今回のツアーメンバーは、全部で8人。後からここにひろちゃんが合流し9名となる。
ツアーメンバー

遺跡内部には、野生蘭が咲き誇り、最も大切な岩「インティワタナ」は今日も人だかりが出来ていた。
野生蘭

山からエネルギーが注ぎ込まれ、ここで増幅され、マチュピチュ山へ放たれる重要な場所がここ。
手を当ててみると、細やかで強い気が渦巻いていた。
インティワタナ

マチュピチュ遺跡は動物たちも育てる。岩のくぼみに目をやると、岩燕の赤ちゃんたちが、親の帰りを待っている。
燕三兄弟

昼はマチュピチュ脇のサンクチュアリホテルで昼食をとり、レベルの高いフォルクローレに耳を傾けた。
フォルクローレ

帰りは夕方。マチュピチュ駅を出た列車は一路、クスコへ向かった。
                                  ノムラテツヤ拝
列車内
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マラス

マラス

クスコから聖なる谷のウルバンバへ。
ここから、少しだけ山側を登ったところに、マラス塩田がある。
インカ帝国の都がなぜ山の中に築かれたのか? 
その理由のひとつがこのマラス岩塩場に他ならない。
9月は塩田が純白の世界を見せるとき。
マラス2

今回も見事な塩が出来上がり、ひとくち、ふたくち食べると、岩塩特有の甘味が口内へ広がった。
インカ時代から続く岩塩採掘場は、今日も滔々と時を刻んでいる。
                           ノムラテツヤ拝
マラス3
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南米のラクダ

ラクダの系統図

南米に生息するラクダは大きく分けて、リャマとアルパカとビクーニャに大別される。
最高級の毛皮、ビクーニャはちょっと細めの体とつぶらな瞳が特徴。
ビクーニャ

クラレのCMで一躍人気者になった、アルパカは、正面から見ても、何とも可愛い。
アルパカ

白黒の変わり種もいる。
白黒リャマ

それにしてもラクダの瞳って、なんて綺麗なんだろう。
吸い込まれるような光に、思わず見とれてしまう。
                           ノムラテツヤ拝
リャマの瞳
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クスコへ

クスコの町並み

早朝リマを飛び立ち、インカ帝国の聖都「クスコ」へ。
朝7時。機内アナウンスによれば、気温は5度だという。
タラップを降りると、寒風が吹きすさぶ。
まわりを見渡すと、アンデスの山々に雪が積もり、白く輝いていた。
荷物を取って、出口でリビアと逢う。
一年ぶりの再会にハグ。そして今回の運転手を紹介された。
名前はロヘル。いい感じのイケメンだ。
クスコでコカ茶を飲んでから市内の市場へ。
クスコの市場

ここはアンデス地方のものが、何から何まで揃い、巨大市場を作り上げていた。
参加者の希望でマンゴージュースを。
若い娘さんが、丁寧に皮を剥いて、作ってくれた。
ジュース屋の娘さん

ジューススタンドには、現地の人たちがひとだかりを作っている。
ジュース屋

周りを散策したところで、今度は車でサクサイワマン遺跡へ。
サクワイワマン

ここは、大好きな大好きな遺跡。
城壁のような遺跡の反対側に、パワースポットがあるのだ。
氷食地形

詳しくは書けないけれど、たぶんその場所に、昔は大神殿があったのだろう。
今は見えない神殿だけれど、天からエネルギーが一直線に降り注いでいる。
エネルギーを浴び、足から流し、体を循環させた。
対岸の山

参加者の人たちにも、エネルギーを繋げ、みんなでエネルギーを循環。
ペルーには、まだまだ無垢な気を出すポイントがいっぱいある。
サクサイワマン遺跡からは、一気に下り、聖なる谷へと向かう。
                            ノムラテツヤ拝
パワースポット
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リマ観音

素敵なお顔

以前、悠久のときに書かせてもらった文章を以下に記す。

『リマの観音さま』
二人で歩いた遺跡は数限りない。
一緒にペルーの太陽に照らされながら、大地ばかりを見つめていた。トレジャーハンターのように、遺跡からの出土品を求めて。
上品な顔立ちに、気品溢れる口調。
天野美代子さん(73)が微笑をもって話してくれる。
ペルーの首都リマには、宝箱のような博物館がある。
日本人旅行者は必ず立ち寄ると言われる天野博物館がそれである。今は亡き天野芳太郎氏と、妻の美代子さんが作った天野博物館。プレインカからインカ文明の土器、織物が所狭しと飾られているが、中でもチャンカイ文化の出土品には目を奪われる。
ペルー海岸部の雨の少ない気候が幸いし、保存状態は極めて良好。そして何よりも驚くのが、そんな土器や織物を直に触らせてもらえること。千年前の息吹を、五感の全てを通して感じさせてもらえるのだ。
こんな博物館が他にあるだろうか?
お馬

「昔の人々が使っていたものは触って初めて分かる。ガラス越しで見て何を感じるんだい?みなさんに触ってもらってこそ意味があるんだ」
更に入場料は開館してからというもの、一銭もとっていない。
「ペルーの大地が育んだ宝物を、どうして人からお金をとって見せることが出来るのか?」
これが故天野氏の持論だったようだ。
美代子さんは、そんな天野氏の昔話を風のように語ってくれた。
「あの人は遺跡に散乱していた骸骨に恋をしていましたのよ」
自分よりも少しだけ早くこの世を去った人々から一体何を聞き、何を想像していたのだろう?
彼と一緒に歩き、共に感動したものだけが得る強さを美代子さんは持っていた。背筋はピンと伸び、美しい雰囲気を悠々とまとっている。
僕はこんな美しい人を今まで見たことがなかった。
外見もさることながら、清流のような心の美しさ。
芳太郎氏が発掘した、最も美しい出土品は「美代子さん」では?と言われるのも無理なかった。
館長として博物館の維持に全力で立ち向かっている美代子さん。今まで何度と無く存続の危機があったと彼女は言う。
「もう駄目・・・と思ったとき、必ず誰かが助けてくれるんですね。今日までそんな風にして生かさせてもらってきました不思議ですね。ほんとに」
博物館の従業員も、美代子さんに魅せられ今を全力で駆け抜けていた。
そんな流れを感じながら、天野博物館は心と心が繋がりあう宝箱のように光り輝いて見えた。
「毎日天野にお祈りしています。ありがたい、ありがたい、今日まで生かせて頂きありがたいことですよ」
「ありがとう」この言葉は一種の言霊で、必ず大いなるものに守ってもらえる波を含んでいると言われている。
人の心をスムーズに流し、感謝の波でくるむ彼女の生き方は、純粋に美しかった。誰から美代子さんをこう形容したのを思い出す。リマに住む神様、「リマ観音」だと。
話が終わると、庭で美代子さんを撮影させてもらった。
ファインダーの中に、深い愛情が映り始める。
「こういうのって恥ずかしいですね、ほんとに恥ずかしいですね」と頬はどんどん赤くなってゆく。
シャッターが一枚二枚とおりるに連れて、どんどんうつむいていってしまう。
そしてまたファインダーをちらっと見てくれるときの目が愛しかった。
撮影が終了。
「はぁ~恥ずかしいですね。遺跡の穴にでも入っちゃいたい気持ちです」
最後まで信じられぬほどの美しさを放っていた。世の中は広い、こんな女性がまだまだいるのだから。
故天野氏の眼力にただただひれ伏した。
                            野村哲也記す
キープ


今年も観音様は、天野博物館を照らしている。
来年も、再来年も、美代子さんの笑顔を見つめていたいと想った。
                            ノムラテツヤ拝
美代子さんと
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