奥庭2009-10-31 Sat 07:00
![]() ようやく巡ってきた快晴。それも紅葉のベストシーズン。 僕は迷わず、富士山の五合目までゆく有料道路スバルラインを上がった。 落葉樹の紅葉は3合目あたり、針葉樹の紅葉は4合目から5合目が見ごろだった。 カラマツの紅葉は金。 黄色でもなく、茶色でもなく、黄金色だ。 五合目付近からは、巨大な富士が小山の向こうに見えてくる。 ![]() この前の富士登山では寄れなかった奥庭の駐車場で車を止めて、そこから石畳の道を下ってゆく。 空には200羽くらいの鳥が、旋回している。あとから教えてもらったけれど、アトリという渡り鳥が、一週間前から富士上空を旋回しているという。 ![]() 5分ほど下ると、一気に視界は開け、金のカラマツの向こうに富士の姿。 ![]() その間にも赤松とカラマツが深い森を作り上げていた。 ![]() 新雪はやっぱり少し青い。 青空、青っぽい雪、それに金の紅葉が眼前に迫る。 足もとに目を向ければ、薔薇のようなカラマツの松ぼっくりが。 ![]() ![]() そして道脇には、シャクナゲの大群生があった。健気につぼみを膨らませ、このまま冬を越すのだ。 ![]() 山梨県側の富士は5合目付近に、シャクナゲの群生地が多くある。 春先ここへ来ると、きっと帯状になってピンクのシャクナゲが咲き誇るのだろう。 僕の母の一番好きな花がシャクナゲ。来春は一緒に見られると良いなぁ~ ノムラテツヤ拝 ![]() ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタンをクリックお願い致します! ↓ ココをクリック! ![]() |
富士降雪2009-10-30 Fri 07:00
![]() 朝起きると、久しぶりの快晴。 慌てて服を着替えて、カメラザックを背負った。 近くの展望地へゆくと、富士の頂きに笠雲が、かかっていた。 まるで富士山が帽子をかぶっているみたい。 昨日まで降っていた雨が、富士山頂では雪になり、一気にスノーラインは6合目あたりまで下がっている。 パラパラと何かが降ってきた。 手にとると、それはカラマツの針のような葉だった。 風が吹くと、それは雨のように注ぎ、周りは黄金色に染まった。 ![]() 笠雲は少しずつ上へあがり、やがて頂が見えた。 ![]() さすが日本一の山。雪が積もり、荘厳さが増した。 唐松並木も、だいぶ色づき、やはて、富士がクッキリと偉容を現した。 それにしても、この唐松はなんて、季節を楽しめるのだろう。春の新緑に秋の紅葉。 信州では天然のカラマツのことを天カラ、戦後、植林事業で植えたものを地カラと言っていたなぁ。 ![]() 確かに成長も早く、まっすぐ伸びるので、短いスパンでは植林に合っていたのだろう。でも、もしも唐松の代わりにブナを植えていてくれたら・・・・と思ってしまう。 ![]() ススキと富士と組み合わせると、一気に晩秋な感じになる。 ![]() 近くの林道を車で走り、富士の西側斜面へ出ると、今度は不思議な薄い雲がかかっている。 ![]() そこに朝日が昇り、まるで後光のように光り輝いていた。 ![]() 思わず手を合わせ、敬礼した。 家への帰り道、雲は全部取れて、青空の中に純白の富士が浮かんだ。 絶景、絶景。 身近にこんな絶景があることに、心から感謝した朝だった。 ノムラテツヤ拝 ![]() ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタンをクリックお願い致します! ↓ ココをクリック! ![]() |
雨の富士2009-10-29 Thu 07:00
![]() 雨の富士。 冷気が漂い、もう家の中ではストーブを付けないと寒いくらい。 雨がパツンパツンと葉を揺らし、ときおり鳥が鳴く。 パタゴニアではよく雨の日に散歩していたな、と思いだし、富士でも散歩。 紅葉した葉は濡れ、そして発光しているようだ。 ![]() 見上げると、雨粒がほっぺにあたり、しみ込んでゆく。 石に巻き付く蔦紅葉も形がハートみたいで可愛い。 ![]() そしてツツジと青草の組合わせにハッとする。 自然は最高の芸術家だと思う。 散歩を終えて、今作っているパタゴニア大型写真集の色校のチェック。 これらが出来あがり、来月、全国の書店で並ぶと思うと、やっぱりちょっと肩に力が入ってしまう。 妥協せずに、良いものを作らないと、パタゴニアの自然に申し訳ない。 ノムラテツヤ拝 ![]() ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタンをクリックお願い致します! ↓ ココをクリック! ![]() |
湯の奥2009-10-28 Wed 07:00
![]() 富士から下部温泉へ出かけた。 ジャスト45キロ、一時間の道のりだ。 紅葉前線は大分降りてきたのか、標高1200mくらいの森を真紅に染めていた。 ちょっと鄙びた下部温泉へ到着し、看板の文字に目がとまる。 「これより先、湯の奥」 湯の奥ってなんだ? ドキドキし始めたので、車をそのまま運転し、上部上部へあがってゆく。 行きついた先は、なんとも素敵な“湯の奥”集落。 昔、平家の落人が隠れ里として使っていたのでは?と疑いたくなるほど、山奥にひっそりとあった。現代の日本でこんなところが観光地にもならず、残っているのか?と目をしばたいた。 車を脇に置いて、集落に入ると、一本の長い石畳の坂が続いていた。脇には山水が流れおち、ところどころで、水舟が作られていた。 ![]() 坂の中腹に重要文化財の関西家の姿が。それらは今も使われ、ひたすら美しい佇まいを醸し出していた。 ![]() 紫式部の実がなり、振り返ると、集落の全体像が見渡せた。 ![]() ![]() 湯の奥、山神社は、もう目の前だ。 一目見て、のけぞった。 ![]() こんな素敵な神社がまだまだ残されているジャパン。その底力を見せつけられた気がした。自然に溶け込んだ神社。故郷でいえば、白山中居神社を彷彿とさせた。 ![]() 日本には、まだまだ素敵なところが、いっぱいある。 下部の湯に浸かりながら、僕はこの国に生まれたことに感謝した。 ノムラテツヤ拝 ![]() ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタンをクリックお願い致します! ↓ ココをクリック! ![]() |
ファーマーズ2009-10-27 Tue 07:00
![]() うちの近くに新鮮な野菜たっぷりの美味しいレストランがある。 名前はファーマーズキッチン。 元、上九一色村、現在は河口湖町にある富士山を見上げる場所にある。 向かった日のランチメニューは、鮭の燻製と、ハンバーグ。 もちろん、ハンバーグを所望した。 これが当たり。 ハンバーグ以外にも、大根の煮付け、カボチャ、トウモロコシに、漬物、キノコ汁と豪華。肝心のハンバーグも肉汁たっぷりで、酸味のある本格デミソースがかかっていた。 ![]() 「食べ終わりましたらお知らせ下さい。デザートがついていますから」 野菜もピカピカして、口に入れるとパリンパリン。取れたてほやほやだった。すぐ前には畑が、どうりで美味しいはずだ。 デザートは甘味控え目なヨーグルトアイスに、ブルーベリーソース。これにシフォンケーキも加わる。 これでしめて、800円也。う~ん、毎日通ってしまいそう・・・・・。 ノムラテツヤ拝 ![]() ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタンをクリックお願い致します! ↓ ココをクリック! ![]() |