fc2ブログ

写真家・野村哲也が贈る“地球の息吹”

湯の奥

関西屋

富士から下部温泉へ出かけた。
ジャスト45キロ、一時間の道のりだ。
紅葉前線は大分降りてきたのか、標高1200mくらいの森を真紅に染めていた。
ちょっと鄙びた下部温泉へ到着し、看板の文字に目がとまる。
「これより先、湯の奥」
湯の奥ってなんだ? ドキドキし始めたので、車をそのまま運転し、上部上部へあがってゆく。
行きついた先は、なんとも素敵な“湯の奥”集落。
昔、平家の落人が隠れ里として使っていたのでは?と疑いたくなるほど、山奥にひっそりとあった。現代の日本でこんなところが観光地にもならず、残っているのか?と目をしばたいた。
車を脇に置いて、集落に入ると、一本の長い石畳の坂が続いていた。脇には山水が流れおち、ところどころで、水舟が作られていた。
湯の奥地域

坂の中腹に重要文化財の関西家の姿が。それらは今も使われ、ひたすら美しい佇まいを醸し出していた。
関西屋2

紫式部の実がなり、振り返ると、集落の全体像が見渡せた。
紫式部

田舎風景

湯の奥、山神社は、もう目の前だ。
一目見て、のけぞった。
山神社

こんな素敵な神社がまだまだ残されているジャパン。その底力を見せつけられた気がした。自然に溶け込んだ神社。故郷でいえば、白山中居神社を彷彿とさせた。
山神社2

日本には、まだまだ素敵なところが、いっぱいある。
下部の湯に浸かりながら、僕はこの国に生まれたことに感謝した。
                                    ノムラテツヤ拝
下部温泉
ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタンをクリックお願い致します!     ↓ ココをクリック!
人気ブログランキングへ

テーマ:自然の写真 - ジャンル:写真

日本 | コメント:2 | トラックバック:0 |
| ホーム |