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写真家・野村哲也が贈る“地球の息吹”

極楽隊

始まり

さぁ、極楽隊の始まりだ。
今から8年前、僕はひろちゃんを、この秋神温泉でアテンドした。
世界中の美味しいものを食べているひろちゃんに、どうやって感動してもらおう?
考えた末の答えは旬と真心だった。
今は秋、キノコで攻める。それとプロの料理人がひろちゃんのためだけに真心を込めて作ってもらう。結果は大成功。ひろちゃんはきのこに入る前の、山菜のイタドリで涙を流してくれた。こんな素敵な場所なら・・・・と翌年からひろちゃんの講演会をここで開催するようになった。
日本中からご当地自慢の一品を持ちよってもらって。
今年もまた暖かな差し入れがあった。静岡在住の吉村さんからは、みんなで飲んで下さいと焼酎を頂き、関根さんからはヒマラヤのレッドソルトを大量に送って頂いた。
「これを参加者に売って頂いて、その売上を全て天野博物館に寄付してください」と手紙には書かれていた。
天野博物館はひろちゃんが事務局をつとめるペルーの首都リマにある宝箱のような博物館。その博物館で役立てて欲しいと、自分の商売道具を無償で送ってくれる優しさに、目頭が熱くなった。というより、泣いた。
ここに参加しない人たちも、こんな温かい気持ちで見守ってくれる。ありがたいなぁ~。
極楽隊の参加者もぞくぞくと集まり、久々の再会に、何だか照れくさかった。
午後6時~6時半に受付。6時半にひろちゃんの開催宣言と共に極楽隊が始まった。
参加者が持参したご当地の美味酒が、ずらりと並ぶ。
お酒集合

佐賀の鍋島や、福島の天明、義侠の無ろ過や、福島の梵。他にも珍しいお酒に敬礼した。
中でも富士を一緒に登ったケンさんは、日本で2万円もする茅台酒を持ってきてくれた。
まおたい

飲むと発酵の味がする。そして独特の匂いが鼻に抜ける。これは好きになるまでに時間がかかるお酒、でもはまったら、これしか飲めなくなるお酒なんだと思う。
茅台酒(マオタイ酒)は中華人民共和国貴州省特産の高粱(カオリャン、蜀黍)を主な原料とする蒸留酒で白酒のひとつ。強い芳香があり、飲み干してもなお香りが残るのだ。名前は産地の茅台(貴州省北西部仁懐市茅台鎮)に由来している。
宴が始まると、みんなでそれぞれ各地のお酒を飲みながら、目の前の料理に熱中した。
僕の義理の兄(兄弟の契りを10年前に結んだ)の長男のりさんが、きのこ不作の今年は毎日、山へ入り、僕たちのためにキノコを特別に揃えてくれた逸品たち。
キノコ集合

のりさん、本当に有難うね。
まずは5品盛り。
あまごに、やまにんじん、ウドにコゴミなど。みな呆れるほどの上品さに、一同無言になった。
5品盛り

フキノトウにワラビ。いつも思うんだけれど、本当にこれが春に取れた山菜か?とのけぞるほど瑞々しいのは、秘密の保存方法があるからという。
ふきのとうとワラビ

幻の山菜、行者にんにくもまた美味。北海道ではアイヌネギと言われ重宝される一品だ。
行者にんにく

そして待ってました。岩魚の塩焼き。
頭から尻尾まで丸ごと食べられ、焦げ目がなんとも香ばしい。
さぁ、本格的に、宴が続いてゆく。まさに極楽、極楽料理が、ここにある。
                                     ノムラテツヤ拝
岩魚
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テーマ:食べ物の写真 - ジャンル:写真

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