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写真家・野村哲也が贈る“地球の息吹”

盛岡へ

こうちゃん宅

盛岡講演も今年で5年目を迎える。
愛すべき友人の田山&岩舘コンビが主催で顔晴ってくれる。
その2人を更にバックから後押しするのが、佐々木ご夫妻(以下こうちゃん&紀子さん)だ。
盛岡駅の改札口ででこうちゃんと出逢い、ハグ。そして、講演前夜祭で、こうちゃん宅へ向かった。
こうちゃんの家は日本家屋で、昔ながらの町屋作り。中へ入ると、紀子さんが食事の準備をしていた。
「いらっしゃぁ~い」
相変わらずピンと伸びた背筋、そして綺麗な白髪。
「まぁ、てっちゃん、座って、座って」と早速ビールを注がれた。
うるし椀

ウルシ椀や、黒漆の酒器が出てきて、目が点になる。
博学のひろちゃんは、ひとつひとつ解説してくれる。本当にこの人の向上心と記憶力ってどうなっているんだろう。
黒うるし

たちまち机の上には、御馳走が並び、盛岡の雅な夜が始まった。
御馳走

こうちゃん作のごま豆腐に山椒の実。
ごま豆腐

東北で取れる山菜の“みず”。
みず

そして、でたぁ~、三陸で取れる生アワビが上品に切られていた。
生あわび

どれもこれもウマいんだけれど、その背後の器もまた一級品。
やっぱり料理は、器も大切なんだなとしみじみ感じさせられた。
ごぼうのきんぴらは僕の大好物。
きんぴら

いかのわたも無造作に置かれている。
イカわた

「これは、イカの刺身に付けてね」
イカのお刺身

こうちゃんの真似をすると、こんな風になった。
イカの食べ方

う~ん、言葉がない・・・・・
里芋の煮付けに、目が細くなる。なんて薄味で、後味が深いんだろう。
里芋汁

料理で一番好きな形だった。薄味、そして後味が深い。
それは手をかけないと、愛情が込められてないと、出ない味だから。
イカ焼きもまたキテル。ひろちゃんを見ると、料理で酔っていた。ぼくもとろーんとなっていた。料理の力って、本当にすごいなぁと思う。
イカ焼き

お上品な汁ものに、参った。
ふっと、椀を横にすると、炎のような模様が。
お上品な汁

「てっちゃん、それが本物の津軽塗りだ」
本物の椀、本物の器、本物の料理。それはこうちゃん&紀子さん夫妻の心の結晶が生む産物だった。
盛岡の夜は、深く深く更け、幸福感に抱きしめられる一夜となった。
                                ノムラテツヤ拝
津軽塗り
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テーマ:食べ物の写真 - ジャンル:写真

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