外山そば2009-11-15 Sun 06:00
![]() 食べるのをこよなく愛するMくんから話を聞いた。 「ぶっちゃけた話、盛岡周辺で、今の季節、最も美味しい蕎麦を食べられる所は?」 う~んと一度首をひねってから、 「たぶん外山蕎麦だろうね」 翌日の朝、僕たちはその外山蕎麦の食べられる場所へ向かった。 盛岡市内を抜けると、里山や雑木林が続く素敵な道。故郷の岐阜のような風景に胸が熱くなった。 盛岡市内から40分ほどだろうか? 赤いログハウス調のビジターセンター前で止まった。 「ここ?」 「ここ」 入口には、しっかりと外山そばと書かれている。 今年は11月15日まで営業。来年は4月29日からオープン。なんて看板に思わず痺れる。 ![]() 11月1日 新そば始めました。とも書かれているから、実質新そばシーズンは15日。そして11月10日はなぜか定休日に。期間限定の、新そばシーズンが、ちょうど今だったのだ。 中は木で作られた上品なつくり。 ![]() ここに若き良い男がいる。このビジターセンターや蕎麦屋を管理するTくんだ。Tくんはナチュラリストであり、アウトドアなどのインストラクターとして活躍し、この辺りの自然を知り尽くしている。まだ僕と同じか、僕より若いくらい。 「今日出てくるきのこは、全部、この周辺の地のきのこですから!」 Tくんの話を聞いていたら、出てきました。 目の前にはきのこたっぷりの新そばが。 ![]() 食べてみると、白川郷の絶品蕎麦やの山越の味に似ている。 違うのは、大根おろしになんと半熟玉子、そして溢れるキノコが入っているところ。 確かに絶品。それも合わせると目が覚めるような味だった。 横に添えられたワラビの塩漬けを頂き、また新そばへ。 ![]() 温かい方は、カツオとキノコの出汁が出ていて、濃厚。 蕎麦も少し柔らかいけれど、挽きたて、打ちたて、茹でたての三たてを主張していた。 さすが、Mくんを唸らせるお店だけはある。 岩手の底力を感じながら、僕たちは昼食のはしご、もうひとつの店へ向かった。 ノムラテツヤ拝 ![]() ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタンをクリックお願い致します! ↓ ココをクリック! ![]() |
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