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写真家・野村哲也が贈る“地球の息吹”

おばあちゃんの生き様

美人おばあちゃん

おばあちゃんが癌によって入院したのが1ヶ月とちょっと前のこと。
盛岡講演の帰りに、仙台へお見舞いに行った時、おばあちゃんは少し気弱になっていた。よく話を聞いてみると、その源は痛みだった。癌の痛みではなく、90歳代の人がずっと寝たきりになった場合の痛みだった。
おばあちゃんに断って、エネルギーを触らせてもらう。
人は7つの場所が導管となり、エネルギーで結ばれている。
そのエネルギーが切れた時、人はこの世を卒業するのだろう。
脳天、額、首、胸、胆、金的、足だ。
1つ1つに手をかざすと、胸と胆のエネルギーが明らかに弱っていた。
宙に舞う天の気を増幅し、1つ1つのチャクラにエネルギーを注ぎ込む。
やがて、おばあちゃんの気が反応し、自分で出てくるようになったら、次の場所へ。やっぱり胸と胆は時間がかかったけれど、最後にはおばあちゃんのエネルギーが発動した。
後は頭から足先まできっちり流れることを確認し、おばあちゃんを抱きしめた。
翌日も同じことをした。
昨日とは別人のような強いエネルギーが放出している。もう一度おばあちゃんを抱きしめて祈った。
「おばあちゃんの体がいいふうになりますように。楽でいられますように」
それから2週間、おばあちゃんは看護婦さんや周囲の人とお話をしたりして、機嫌の良い日を過ごしたという。
癌の痛みもなく、不思議に床ずれなどの痛みも緩和した。
やっぱり祈りの力って、凄いなぁ~と思う。
痛みが消えますように・・・・と強く願うと、痛みという想念が強く働き、結果痛んでしまう。それなら、痛みが取れた後のイメージを思い描いた方が良い。
「楽になるように」と。
痛みが消えたのは偶然だったのかもしれない。でも、僕はおばあちゃんを抱きしめたときに、一つの言葉をもらった。
「自分で決める」
おばあちゃんは死んでゆく日を、自分で選び、決めたのだと思う。
周りの人が、しっかり心の準備ができる時間を与え、自分で選んだのだ。
あるとき、生死の境を越えて、こっちの世界へ戻ったとき、おばあちゃんの言った。
「三途の川までは行ったけれど、誰も迎えに来てくれんかった。おじいちゃん、そんなに私はそっちに行ったらいけないのかな」
おじいちゃんは、きっと周りの幸せのために、もう少しおばあちゃんの寿命を伸ばしてくれたのだろう。その穏やかな数日は、きっと病室におじいちゃんも来ていたに違いなかった。
100歳まであと4年を残したところで、おばあちゃんは決めた。
きっと、おじいちゃんが寂しくて、寂しくて、おばあちゃんはそれを選んだのだ。おばあちゃんは、今、どこにいるのだろうか。きっとおじちゃんが迎えに来て、久しぶりの再会を喜んでいるのだろう。
おばあちゃん、おじいちゃんの懐は、宇宙一温かいですか。
今、新幹線は福島を過ぎたところ。
おばあちゃんのお通夜が、もうすぐ始まる。
                                 ノムラテツヤ拝   
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テーマ:スナップ写真 - ジャンル:写真

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