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写真家・野村哲也が贈る“地球の息吹”

富士夕照

富士宮

緯度と経度、標高と月の半径を数日前から計算していた。
以前、何度かダイアモンド富士という現象をブログにアップした。
太陽が日の出か日の入りの時に、富士山頂にかかる現象をダイアモンド富士という。
それに対して、お月さま、それも満月が富士の山頂に重なることを、淡い月光を真珠に見立てて、パール富士と呼ぶ。
そんな現象を初めて知ったのは、鳴沢村に引っ越してからだ。
月がどこから出てくるか?を調べてゆくと、11月、12月はパール富士撮影の絶好期だとわかった。
11月上旬の満月は、生憎、講演の仕事のため、富士にいられなかったけれど、12月2日の満月は、富士にいられるので、何としても見に行こうと決めた。
この前撮影したダイアモンド富士はそんなに難しくはない。
太陽が富士に落ちてゆくので、落下する放物線をイメージし、場所を決めれば良い。
でもパール富士は、月の裏から昇ってくるので、全く読めない。
計算すると、静岡県富士宮市の朝霧高原付近が最適だ。それも白糸小学校か、ワンダーミュージアムのどちらかが、重なりそう。
後は行動あるのみ。
白糸小学校は電線など邪魔なものがありすぎて断念。ワンダーミュージアムは、不景気のあおりをくらってか、閉鎖されていたけれど、駐車場からは富士山がドカンと見えた。
富士と民家

場所はOK。
夕日が富士山の斜面に当たり、黄色く輝いている。
西富士中と民家の向こうに富士山。あそこで学ぶ中学生たちは、いつも富士に抱かれているんだなぁ~と、しみじみと感動した。
日本一の山の長く立派な稜線をボーっと見つめながら、大きな青空を見上げた。
富士夕照と青空

日が斜光になってくると、富士は黄金色に輝いてきた。
富士の黄照

民家はより日陰になり、光影の差がクッキリと別れる。
富士と民家2

光は黄金からピンク色へ。
富士黄照3

もうすぐ夕日が沈んでゆく。
                            ノムラテツヤ拝
富士と民家3
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テーマ:自然の写真 - ジャンル:写真

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