化粧した都2010-01-01 Fri 13:00
![]() 公衆電話も水没。 家の前に出されたゴミ袋にも雪が積もっていた。 ![]() 町の中には、高さ1mほどの簡易の橋が組み立てられ、地元民や旅行者はその細道をすれ違いながら、進む。 まさに奥の細道ならぬ、ベニスの細道だ。 ![]() 雪は強さを増し、猛吹雪の様相。 手もかじかんで凍傷になりそうだけれど、僕は楽しみでしょうがなかった。 ![]() この雪が止んだら、どんな綺麗な光景になっているのだろう。 パン屋の前を、ホテルのポーターが荷物を運んでゆく。 ![]() 手には傘、足には長靴。股まである釣り用の長靴をはいている人も数人いた。 ![]() 午後2時、雪がようやく止むと、純白のヴェネチアが姿を見せた。 それはまるで純白の無垢な花嫁のようだった。 ノムラテツヤ拝 ![]() ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタンをクリックお願い致します! ↓ ココをクリック! ![]() |
ヴェネチアの雪2010-01-01 Fri 07:00
![]() 気温マイナス10度。 ヨーロッパに大寒波がやって来た。 前日「どうせ雨になるなら、雪になれば良いのに」と思っていたら、願いを聞き入れてくれたのか、窓の外は銀世界になっていた。 ホテルの二重窓を手前に開けると、猛吹雪が部屋に入り込んでくる。 雪はみるみる積り、たちまち20センチほどになった。 「こんな積雪は10年ぶりだよ」 現地の人たちの声に耳を疑った。 有難い。ヴェネチアの歓迎だ。もともと美しい町は、更に純白のベールのように美を研ぎ澄ませてゆく。 マフラーと手袋を付けて、チャンスとばかりに撮影に出た。 ホテルの前の運河は、水位が上昇し、あふれ始めている。 ![]() 大玉の雪が降り、水上タクシーやゴンドラボートなどにも積もっていた。 「こんな美しいヴェネチアは滅多にないよ」 ホテルのボーイの言葉が、妙にすんと落ちた。 ![]() 町中は、少しずつ水没し、家々はそれらを回避するのに必死だ。 ![]() パン屋さんは、店の前に防護壁を出して、ネジを締めている。 それでも中に溜まってしまった水は、ポンプで外へ出す。 水上都市には、水上都市で生きる術がある。 ![]() 冬のヴェネチアは年に4~5回ほど、雨によって水没するといわれる。 今日は雪での水没。 その対策が練られていることに、僕の目は釘づけになった。 ノムラテツヤ拝 ![]() ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタンをクリックお願い致します! ↓ ココをクリック! ![]() |
| ホーム |
|