フランチェスコ2010-01-09 Sat 07:00
![]() 清貧を基にし生きたフランチェスコが、こんな立派な聖堂に収まっていることに違和感を覚えながら中へ入る。 ここもヨーロッパ建築の例にもれず、立派なマホガニーで作った扉だった。 ![]() 大聖堂の中は少し暗め。地下へ降りて、フランチェスコの墓を前にした。 静かなエネルギーが場を覆い、その周りにフランチェスコに仕えた使徒たちの御墓もあった。 右回りで、ルフィーノ、アンジェロ、マッセオ、レオネ。 フランチェスコの墓前で、今日まで生かしてもらったことに、あなたと逢えたことに感謝し、手を合わせた。 ぽわーんと、陽だまりの中に入ったような温かなエネルギーが、僕の体を渦巻く。 ![]() 「平和のために、わたしをお使い下さい」 フランチェスコの祈りの言葉が、ふっと耳に聞こえたような気がした。 まだここにフランチェスコの光がある。その光は、このアッシジから世界へ向かって放射されているのだろう。 外へ出ると、大きなクリスマスツリーに、明かりが灯り、風が冷たくなっていた。 ![]() 前の庭には、等身大のキリスト降臨模型「プレゼピオ」が作られていた。 ![]() まだクリスマスイブなのに、もうキリストが生まれているのが、何とも微笑ましい。 ノムラテツヤ拝 ![]() ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタンをクリックお願い致します! ↓ ココをクリック! ![]() |
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