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写真家・野村哲也が贈る“地球の息吹”

Mさん

大切な人がいる。
尊敬し、あんな大人になれたらなぁ~と思う男性がいる。
三重県桑名市在住のMさんだ。
そのMさんの友人のIさんから、今日以下のようなメールをもらった。

てっちゃん、こんばんは!
お知らせです。今日NHKの のど自慢の予選がありMさんが息子さんと歌って合格しました。
明日12時からの放送をぜひご覧下さい。取り急ぎお知らせまで。   Iより

早速Mさんに連絡すると、いつもすぐに出られるのに、何度かコールした後に留守番電話に。
メッセージを入れると、今度はメールが返ってきた。
「明日のど自慢に出ることになって、今打ち合わせ中なんです」

さすがNHK。
全ての段取りを前もって練習するNHKらしい対応だった。
明日、12時ののど自慢、今から楽しみにしたい。
一体、何の歌を歌われるんだろう?
赤いトレーナーが目印だそうです。
                            ノムラテツヤ拝
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フィッツロイ朝焼け

早朝のフィッツロイ

禊を終えたのか、昨日の雨も上がり、朝からラピスラズリ色の空が広がった。
チャルテン村の向こうに、天空を突くように聳えるフィッツロイ。
早朝6時を過ぎると、まずは上空のたなびく雲に光が当たり始めた。
ピンクに染まる雲

透明感あるピンク色に、うっとりしてしまう。
上空はかなりの強風が吹いているのだろう。レンズ雲は風の強さを教えてくれるバロメーターでもある。
フィッツの朝焼け

どんどん雲に当たり、フィッツロイの山頂にも朝日が降臨した。
みるみる焼ける

一体この13年の間に、フィッツロイの朝焼けにどれだけカメラを向けただろう。
その度ごとに、違う焼け方をするこの聖なる山に、どれだけ通ったのだろう。
その数を数えるほど、自分がフィッツロイに生かされていたことを知る。
光の壁

朝日は上空に浮かぶ雲の全てを焦がし、深紅の世界を作り上げてゆく。
東の空

燃える、燃える。
東の空2

そして神々しいフィッツロイの朝焼けが終わると、今度は黄金色に変化する。
黄金のフィッツ

流れる雲とは対照的に、常にそこに鎮座するフィッツロイに、僕は何度も涙した。
黄金のフィッツ2

「今日も姿を見せて頂き、有難うございます」
「氷河隊の皆さんも、喜んでくれました。いつもいつも支えて頂き感謝します」
やっぱり、涙がこぼれおちる。
チャルテン村を後ろ髪ひかれながら後にする。
どんどん遠ざかるけれど、その偉大さは増してゆく尖峰だった。
フィッツへ続く道

ひろちゃんとガッツポーズ。今年も良い旅になりました。
尊師と

行きには見えなかった、ビエドマ湖越しのフィッツロイ山群とパタゴニアらしい芸術的な雲。
フィッツロイ山群

自然の奥深さに、僕は頭を垂れた。
                         ノムラテツヤ拝
フィッツロイ山群2
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