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写真家・野村哲也が贈る“地球の息吹”

御神域

御近所風景

凛とした冬の寒さが好き。
生まれつき体温が高いのか、暑い場所よりも寒いところの方が合う。
パタゴニアから帰国してからは、晴れの日も曇りの日も雨の日も、朝の散歩を続けている。
毎朝の空気の感触、玄関のドアを開けて、最初におでこにあたるひんやりした空気の感触も毎日違うことにハッとしてしまう。
同じものは無い。頭でそう分かっていても、いざ体で感じると、何か言葉にならない感動が体の奥底から突き上がってくる。
御近所は雪で覆われ、木々は樹氷となっている。
凍る樹木

富士の裾野は凍てつき、強風が吹き荒れるのか、まっ白に積もることがない。
冬朝

気温はマイナス10度くらいか。風が吹くと背筋に一本寒さが走ってゆく。
輝雪

植物たちの頭には雪が積もり、まるで帽子をかぶっているみたい。
雪帽子

よく晴れた夕方には、雲が黄金色からオレンジ色に染まってゆく。
火の鳥が舞う。
鳥雲

そんなことを想像しながら、僕は富士を見上げている。
さすが日本一。
住んでみて、毎日富士山を見上げることで、僕は、この山の聖なるものを実感している。
                          ノムラテツヤ拝
夕方のひかり
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テーマ:自然の写真 - ジャンル:写真

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