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写真家・野村哲也が贈る“地球の息吹”

身近な幸せ

朝の葉風景

「てつや、身近で宝物を見つけられなければ、どれだけ外へ出たところで意味が無いんだよ」
高校生のとき、うちのおとうが語った僕にとって大切な言葉だ。
「ディスカバーするのは、日本でもなく、岐阜でもなく、御近所なんだ」
『御近所に宝物を見つけられる人は、世界中どこへ行っても幸せになれる』
おとうは、そう言いたかったのだろう。
パタゴニアから帰国して、富士に移り住むようになって、改めてその言葉を反芻している。
凛とした空気感に、聖なる富士山、そこに息づく野生動物。美しい水に森の抱かれるような奥深いエネルギー。
富士には沢山の宝物があった。
朝、起きて散歩すれば、葉っぱに霜が降り、それは完璧な調和の中で生きていた。
このまま何処かへ飛び立ってしまいそうな冬の羽根。マクロでみると、それは別次元からやってきた生命にさえ見える。
冬の羽根

冬の寒さの中、春の足音も聞く。木々の芽からつぼみがぷっくりと育つさまは、何とも力強い。
冬の芽

大雪が降れば、大地がまるで洗浄されるように、無垢な姿に生まれ変わる。
降雪

その中に生まれる美。
僕は、それを生涯探し続けていきたい。
降り始め

夕方から吹雪になってきた。明日の朝は、どんな姿で出迎えてくれるのだろう?
                            ノムラテツヤ拝
吹雪
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テーマ:自然の写真 - ジャンル:写真

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