積雪の富士2010-02-09 Tue 07:00
![]() 夕方から吹雪になり、夜中も津々と降り注ぐ。 朝、うちの周りは60センチの積雪になっていた。 慌てて車を雪の中から出し、雪かきをして道を作る。 日の出と共に、カメラザックを背負って、撮影に出かけた。 それにしても、どうだろう。このこの朝の光の透明感は。 雪の日は一段と美しさが増すような気がするのは、僕だけじゃないだろう。 木々は重そうに雪をかぶり、まるでハロウィンのように、化粧をしている。 ![]() 雲が朝日を受けて、少しずつ染まっていく時間。高山特有の高音が耳に響き、寒さにぶるるっっと震える。 ![]() さすが別荘地だけあって、主要な道には、もう雪かきの車が入っていた。 ![]() 専用車ではなく、パジェロの前に器具をつけたものだった。 御苦労さまです。 ![]() 僕の方は、膝まで埋まりながらのラッセルだ。 まるで冬山を登っているような感覚。標高が1200mもあるから、ガシガシ歩くと、息も切れてくる。 大好きなポイントまで、あと少し。 膝よりも上まで雪が積もっているところもあり、全然ペースが上がらないけれど、一歩一歩、歩かせてもらう。 ![]() このパウダースノーが大地を覆うことで、保温され、春の芽ぶきに繋がってゆくのだ。 ![]() もし雪がなければ、あの春の爆発的な躍動は生まれないのだ。 雪に感謝しながら、小さな丘を越えると、そこに神々しいばかりの富士が迫っていた。 ノムラテツヤ拝 ![]() ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタンをクリックお願い致します! ↓ ココをクリック! ![]() |
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