春のいのち2010-03-18 Thu 07:00
![]() 家の周りはまだだけれど、富士吉田の町には春がやってきている。 大地からは、萌木色の芽が。 そう、ふきのとうだ。 岩や土のがれ場から、にょっきりと顔を出す様は、春の使者として相応しい。 ![]() 根元から生命を頂きますと、ひねる。 するといのちは、すぐに手元へやってくる。 ひとつ、ふたつ、やがて手も緑と土色に染まり、ふきのとうの独特の香りが立ちあがってくる。 春。 僕はやっぱりふきのとうの香りをかぐと、春が来たことを実感する。 ![]() もう花が咲いたものもあるが、やっぱり出たての勢いあるものを厳選して摘む。 初めていのちが、空を見た瞬間、彼らは何を想うのだろう? 辺りからは腐葉土の香りが満ちあふれ、まるで空を抱くようにふきのとうがエネルギーを爆発させている。 ![]() 今日はここまで。 いっぱい摘むのではなく、少しずつ春の恵みを頂こう。 ![]() もちろん、てんぷらにして、あとは塩をひとふり。 春のめぐみを、いのちを、いただきます。 ノムラテツヤ拝 ![]() ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタンをクリックお願い致します! ↓ ココをクリック! ![]() |
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