神代桜2010-04-10 Sat 07:00
![]() ラオスからタイへ舞台を変え、バンコクへ。 といきたいところだけれど、ちょっと季節的なものがあるので、話を日本へ戻す。 僕の住む山梨県は、桜の名所。 実家の岐阜は、薄墨桜が有名だけれど、薄墨桜よりも更に老木、樹齢2000年の桜が山梨県北杜市の実相寺境内にある。 その名も「神代桜(じんだいざくら)」と呼ばれ、エドヒガンの巨樹だ。 2006年に踏み固められた根元の土壌を改善するために、近くの市道を車両通行禁止にし、根元の土を入れ替えた結果、20年間、幹を覆っていたトタン屋根を外し、その優美な姿を見せるという。 ちょうど今が満開。 富士から山を降り、甲府へ。 そして実相寺へ向かうと、満開時の薄墨桜ほどは渋滞してなくて、ホッ。 有料の駐車場へマイカーを入れて、主役の神代桜へ。 さすがに近づくにつれて凄いひとだかりだ。 ひと際太い幹、ソメイヨシノよりも薄い桜色に目がとまる。 これが樹齢2000年、日本最古の桜だった。 ![]() 真中に雷が落ち、ふたるに分かれたような姿。 高さ10.3m、根元幹周りが11.8m、東西の枝張りが17.3mとデカイ。 見る方向によって、花の付き方とバランスが変わるのも面白い。 ![]() 付き抜けるような青空に、エドヒガンの花びらが揺れる。 それにしても何て太い幹だろう。 イエスキリストと同じ誕生日の、神代桜。 まさに生き証人なんだと、僕はその場の風の香りを嗅いだ。 ノムラテツヤ拝 ![]() ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタンをクリックお願い致します! ↓ ココをクリック! ![]() |
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