漱石沈流2010-06-26 Sat 07:00
![]() 九州での連続講演。 羽田から熊本空港へ飛んだ。 雨の九州、まず連れていってもらった場所は、蕎麦屋「漱石」だった。 国道から道をそれて、山の中へ入ってゆくと、ログハウスのような建物が。 こんなところが美味しいのか?と疑問を持ちつつ、入る。 午後2時を過ぎていたため、お客さんは一人もいなかった。 もちろん冷たいお蕎麦を頼む。 ![]() しばらくして出てきたのは、塩。 粒のキメが何とも言えないほど、食欲をそそった。 ![]() 蕎麦はまずそのまま食べる。そして水蕎麦で食べることもある。がしかしここ漱石は、塩をかけて食べて見て下さいと大将が言うのだ。 ![]() おそるおそる塩をまぶして食べると、今まで食べたことのない味が口内に広がった。塩と蕎麦がこんなに合うなんて。まさにマリアージュだった。 ピンッと張った蕎麦に、大将の技術の高さ、魂の入り方が感じられる。 ![]() 麺つゆも辛口ですっきり。全国にあまたある甘い麺つゆに、カツを入れるような鮮烈な味だった。 最後に熊本名物の、豆腐のもろみ漬けを頂く。 これが絶品だった。 ![]() 沖縄にあるトウフヨウにも似た食感でまさにチーズ。がしかし、大好物のトウフヨウよりも遥かに美味い。まさに日本が誇るナンバーワン発酵チーズだった。 自然と瞳孔が開いてしまう味。それが豆腐のもろみ漬けだ。 日本はまだまだ広いなぁ。 PS,ちなみに店名の漱石は、夏目漱石もそこから取った漱石沈流から取られていた。負けず嫌いとかの意味です。 ノムラテツヤ拝 ![]() ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタンをクリックお願い致します! ↓ ココをクリック! ![]() |
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