七色の気2010-06-28 Mon 07:00
![]() 空気感がピリピリしてくる。 鳥居をくぐると、参道が下っていた。 大地からは土の香りが立ち上り、木々からは鮮烈な澄んだ香りがした。 ![]() 飛騨の車田は伊勢神宮へ、ここの御神田は幣立宮に奉納されるのか、参道の先には田園風景が広がった。 ![]() そして左を向いた瞬間、僕の視線は一点に吸い込まれた。 ![]() 幣立宮の東宮。森の中に溶けるように佇むそのあり方に、僕は涙があふれた。 ![]() これが日本、それも日本のしなやかさと強さだと思った。 参拝者の家族は田園の近くで談笑している。 ![]() この世界そのものが、奉納だった。だって神様は楽しいことが好きだから。 幣立の拝殿裏の鳥居をくぐった辺りから、不思議な気に包まれた。 ![]() 何か雨のようなものが降っている。でも七色に光っているのだ。 あっけに取られ、七色の気が降り注ぐ森を注視すると、やっぱりエネルギーが落ちてくる。 ![]() さすがアマテラス様のお家だ。 来た道を戻り、幣立宮にお辞儀した。 ![]() 駐車場までの帰り道、葉っぱの上で昆虫がセックスしている。カメムシかな?と 顔を近づけてみると、背中にはハートのマークが。神様からの御加護を感じ、黄色いハートマークに、もう一度手を合わせた。 日本に生まれたなら、ぜひとも行って欲しい場所。行かずに死ねるか、と言いきれる場所が、またひとつ増えた。 幣立宮、ここは確かに地球のおへそかもしれない。 ノムラテツヤ拝 ![]() ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタンをクリックお願い致します! ↓ ココをクリック! ![]() |
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