神田川2010-08-12 Thu 07:00
![]() 東日本、ナンバーワン。 僕の中で関東鰻の総本山がココだ。 お茶の水と神田のちょうど間にある、明神下の神田川だ。 歴史ある玄関を入り、部屋へ通してもらうと、そこで不思議な枝のからまりを見た。複雑に、こんな芸術的に結ばれる木があるのだ。 ![]() 前菜は、湯葉に冷ややっこ風のクリームチーズ、そしてホタテの焼き貝柱だ。 神田川の料理はどの料理も一貫している。丁寧に丁寧に、そして上品に。 ![]() 白焼きは、ワサビと共に。 外側はカリッとして、中はとろりとカマンベール。 ![]() 白子かカマンベール、その間のような食感だ。 皮の部分と、中身の味の違いも、素敵だ。皮は淡水生物特有の川っぽい味がして、身はとろりと甘みが迫る。 待つこと40分ほどで、お目当てのうな重が。 ![]() ぱかっと蓋を開けると、蒲焼はまばゆい光を放っている。 ![]() 芸術とは、こういう鰻を言うのだろう。 白焼きとは、また違う焼き方そして、タレが甘くなく、出汁っぽい。 ![]() かりふわ、かりふわ、カリっとして中はふわっ、そして肉汁がチーズのように舌に吸いついてくる。 やっぱり、ここが関東ナンバーワンだ。 1、神田川(東京) 2、桜家(三島) 3、友栄(小田原) 生きていてよかったと涙が溢れだすような味、それが僕にとって神田川の鰻だ。 ノムラテツヤ拝 ![]() ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタンをクリックお願い致します! ↓ ココをクリック! ![]() |
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