祭りの国2010-08-13 Fri 07:00
![]() 異国の友人から聞いたことがある。 「日本を旅したとき、東北で祭りを見た。こんな祭りの文化は世界広しと言えども日本だけではないか?少なくとも私はそう想っている」 日本にいると見えないものを、外の人が教えてくれる、そしてそこを見直し、慈しむ循環を、僕は美しいと思う。 友達が行ったのは竿灯祭りとねぶた。 ![]() 竿灯は、五穀豊穣のお祭り。 46個の提灯を竿に付け、それらを起こし、色々な場所で、支える。 大きなものから、小さなものまで。 ![]() ここに生まれたら、小さいときから祭りに参加する。 ![]() 祭りは、彼らのDNAに刻み込まれ、血として後世に渡されてゆく。 ![]() 巨大な竿灯を、自分の体の重心に置いて、バランスよく支える。 額、腰、腕、掌、肩。観客からは拍手がおき、場がエネルギーで渦巻く。 上から見ている神様もきっと微笑んでいる。 わっしょい、わっしょい。 ![]() ねぶたも、また愛おしい。 ねぶた(青森)、ねぷた(弘前)、たちねぶた(五所川原)とそれぞれまったく趣の異なった祭りが、同時期に行われる。 そして仙台の七夕祭り。夏の8月、東北は、祭りの大地となる。 明日は、同様に、ねぶたでの思い出を書かせてもらおうっと。 ノムラテツヤ拝 ![]() ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタンをクリックお願い致します! ↓ ココをクリック! ![]() |
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