おかあの味2010-08-24 Tue 07:00
![]() 泣きそうになる。 DNAに浸みこんだ、逃れられない味がココにある。 実家に帰ってきた翌日の昼、興南 対 報徳の試合を見ながらの食事だった。 料理上手の母が、手早く作ってくれたランチに、想わず涙が出そうになった。 何か特別なものがあるわけでなく、でも、僕には代えがたい味。 岐阜周辺で取れる十六というインゲン豆を茹でたものに胡麻。これに醤油をかけると、僕の大好物になり、幼少からの思い出が走馬灯のように浮かぶ。 ![]() 玉子焼きや焼きナスもそう。 はぁ~、僕はこんな料理を頂きながら、今の自分が出来あがったのだ。 しみじみとそう思わせる味だった。 大根おろしも甘く、シラスは仄かに塩味。 平静を装っていたけれど、やっぱり僕は母の味で育てられたことに、そっと頭を下げた。 おかあ、有難う。そして御馳走様。 ノムラテツヤ拝 ![]() ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタンをクリックお願い致します! ↓ ココをクリック! ![]() |
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