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写真家・野村哲也が贈る“地球の息吹”

オリャンタ

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インカ時代の村がそのまま残るオリャンタイタンボ。
両脇を、刃物一枚通さない石垣が続き、水が流れる。
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奥へ入ると、竹富島のような風景になり、何だか心が安らぐ。
石垣の上に、子猫がじっとしていた。
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村のはずれに出ると、クスコを守る東の城壁、オリャンタイタンボ
の遺跡が聳えていた。
                     ノムラテツヤ拝
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トラブル発生

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リマからクスコへは、1時間のフライトだ。
クスコの市場で、色々な食材を物色していたら、一本の電話が。
それは「明日と明後日にストライキがあるため、マチュピチュ行きの列車が出ない」というものだった。
ストの原因はティティカカ湖近くのダム建設反対運動のため、クスコも加勢するという。
「まじ?」
急いで何点か調べてもらい、まずは今日中にマチュピチュへ行って帰ってこられないかを検討。
時間的に無理だと分かり、今日はウルバンバン周辺の遺跡を見ることにした。明日は道が封鎖され、クスコから一歩も外に出られないだろうから、それ以外の遺跡から見て行かないと。
今回の隊員は8日チームと12日チームの混成だ。
もしも明日にマチュピチュに行けないと、8日チームの人は確実にマチュピチュを見る事が出来なくなる。それに対して12日間チームはナスカでゆっくり時間を取ってあるため、そこを縮めてまたクスコを往復するという裏技が出来る。
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みんなで話し合って、どうしたいかを決める。そしてその手配をしていく。
「今年も、やっぱり普通には終わってくれないな」。心の中で呟いた。
自分が引き寄せているのか、それとも勉強のために、与えてくれているのか。真相は分からないけれど、トラブルの渦中でワクワクする自分がいた。
12日に引き延ばせば、ナスカもマチュピチュも見られるとなれば、8日間チームのために追加料金を計算。
国際線も350ドルくらいで日程の変更が出来ることがわかり、4人全員が12日間チームに変更した。
これで、みんなでナスカもマチュピチュも見られる、とほっと胸をなでおろした。
きっと、これもベストな道なんだろうな、と根拠もなく確信した。
マラスの塩田に立ち寄り、その不思議な造形美を見つめる。
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ミネラルたっぷりの塩をみんなで舐めて、そしてこの塩田のルーツについて考えた。
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天野の宴

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クシューロは数珠藻のようなアンデス食。味はほとんど無く、プニュプニュのグミのようだ。
アドボは豚肉の香辛料いため。タンドリーチキンのような味と、隊員の一人が呟いた。
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そして、目の前に見慣れぬ豆が。
パフーロと呼ばれ、皮を剥くと、艶やかな実が姿を見せる。
一口食べると、栗。でも渋皮も少し入っているような苦味もある。
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うまい。
これを茶巾で絞って、ペルー栗きんとんとして売り出せば、売れるんじゃないかしら?
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緑色の房の中に入った豆が、まさかこんな味になるとは。
これって、きっと焼くと更に絶品になると思う。
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初めて見たイモたちも並ぶ。見た目はたくあんみたい。
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そしてインカの聖なる食べ物、ルクマ。これも栗っぽいけれど、さっきのパフーロが凄過ぎてかすんでしまう。
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ひろちゃんが、苦労しながらも、食べられないものばかりを取り寄せてくれたのだ。
ドラゴンフルーツの黄色版、ピタハヤもあり、上品な甘みをしみじみと味わった。
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最後はパッションフルーツ。スペイン語だとマラクーヤ。
鼻水みたいな食感で、ずるずる啜る。
天野の夜は、隊員たちにとってどんな風に映っているんだろう?
みなの笑顔を見ながら、ボーっと、そんなことを思っていた。
                          ノムラテツヤ拝
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天野ご飯

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天野博物館で阪根博が待つ。
今度作る天野本のために、ひろちゃんのガイドする姿をビデオで撮影させてもらう。
みっちり2時間、聞かせてもらい、その後は天野博物館3Fでペルー料理を頂く。
ジャガイモや黒トウモロコシ、唐辛子などが並ぶ。それぞれに名前がふってあり、用意してくれた人たちの気持ちに感謝した。
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別の籠には、パッションフルーツ、チリモヤ、ルクマ、愛するピタハヤがある。
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机の上には、様々なイモやアヒデガジーナ、アドボ、そしてクシューロなんかもある。
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ひろちゃんの愛妻、ベアさんもいらして、美しい雰囲気が漂った。
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ボランティアをしている服部くんが作ってくれた、お品書き。
下のイラストは、天野のモチーフを使って、彼がデザインしたものだ。
                           ノムラテツヤ拝
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レストランH

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お昼はレストランHだ。
町はずれにあるので、いつも迷いそうになるけれど、今日も何とか到着。
一品目は、カンチャと呼ばれる不発砲の、とうもろこし。これがビールのアテに最高だ。
マリネのようなペルー料理、セビーチェ。
それもウニの、カニのと怒涛のように続く。
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カニのセビーチェは、ペルー広しと言えども、このレストランHだけだ。
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ユカ(タピオカ)のフライのもちもち感に目を細める。
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海鮮チャーハンが出され、カニ身をカニみそで和えたレバンタも一緒に。
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これを混ぜ合わせると、もう悶絶だ。
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美食の町、リマ。
さぁ、楽しくなってきたぞ~
                        ノムラテツヤ拝
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